ヒーリングジャーニー21

いろんな女性が私のサロンにやってくる。
とても多いのが母親に否定され続けて苦しんでいる女性たち。
かくいう私も長年、母が亡くなるまで本当に苦しんできた。
母親に肯定されなかった子供たち。
守られなかった幼少期。
安心することができなかった。安心して自分もままでいることができなかった
彼女たちは大人になっても生きにくく苦しみや自己否定が続いている。
なかには頭がいい女医さんもいる。
なのに、彼女はずっと母親から逃れられない。結婚しても、お金を稼いでいても
今の自分を肯定できない。頑張らなければならない。苦しんでいなければならない。子供のまま大人になってしまった彼女たち。
彼女たちは今、この瞬間、自分の好きに生きてはいけないと思っている。
我慢して我慢した末に、何か良いことがあると信じている。
そして貯蓄したり、今を節約して我慢したりしている。
母親の思考が30代、40代、50代とずっと支配しているのだ。
大抵、そのような母親は弱い。まず、夫に頼り切っている。
自分で物事を決断せず、いつも責任を取らない。
世間体を気にし、夫に隷属的だ。
子供よりも自分の保身。自分は絶対に悪くない。
そして、いい男を選ぶこと、自分たちを守ってくれる(経済的に)(社会的に)
男を選ぶように娘たちに囁きかけ続ける。
彼女たちはいつもイライラしている。
不平不満が渦巻いている。
でも自分の考えは持たない。
社会で良いとされることを忠実に追おうとするのだ。
でも私は思っている。
そのさきにきっとあなたたちが思う素敵な未来はないんだ。
だって、今が未来だから。
今、素敵な気持ちでいるから素敵を引き寄せるって今ならわかる。
素敵な未来を描いて、今、苦渋の顔をして、身体に鞭打って、自分を罰するように
我慢して我慢して、何かで紛らわしていたら、さらなる苦渋を引き寄せてしまうことを。
私はそこから抜けた。抜ける時は、いろんな足を引っ張るようなことが起こりまくるのが常だけど、一つ一つ解いて、片付けて、抜けるしかないのだ。
そして、苦渋に生きるのも、素敵に生きるのも、良い悪いはなく、
ただその人の経験したいことをしているだけ。
それぞれ自由なのだ。
それはあなたがたが選んだのだ。
私は、そこを選ばないだけなのだ。

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