秋の風
長らくご無沙汰しておりましたが、
今回は久しぶりのnote更新となります。
窓から入るひんやりとした秋の風は、
その心地よさが格別です。
湿度の低さは何よりも嬉しい季節です。
秋はお出かけの楽しさが広がります。
温度が穏やかで、お散歩やショッピングに
出かけるのが楽しい時期です。
バッグや小物に必要な資材の専門店が、
工房からそれほど遠くなく、
電車で30分ほどで到達できます。
今年の夏は暑すぎて発送を頼むことが
多かったのですが、
最近では気分転換も兼ねて外出することが
増えました。つい最近、新たな素材を求めて
探索に出かけました。
出会った革はこれまでのものとは異なる
風合いを持っており、これに合わせたデザインについて考える楽しみが広がっています。
学生の頃、心惹かれるブランドの
ヌメ革のバッグは高価すぎて
手の届かない存在でした。
似たデザインの別のバッグを見つけ、
愛用していましたが、そのバッグの風合いが一向に変化しないことに不思議さを感じました。
染色していない革はどのように変わるのか、楽しみにしていたのに、革が全く変化しないことに驚きました。
当時は、革の鞣し方によって経年変化が異なることを理解していませんでした。
今では日常的に革と触れ合う機会が多いため、鞣しや染色、加工については基本的な知識が身についています。
しかし、革が奥深い素材であり、まだまだ知らないことが多いことを思い知らされます。この場を通じて、革についての情報だけでなく、私がバッグを制作し素材を選ぶ際の経験や考えを記していきたいと考えています。
少しずつ更新していきますので、
これからもどうぞ
お付き合いいただければ幸いです。
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