🦐Tube〜鳥は病気を隠すって本当？〜

寒暖差で食欲減退は体(内臓から)が冷えている。
鳥は病気を隠すのか？
獲物の標的にならないよう隠す？
意図的でなく本能で隠す？
元気だと思っていたが急変して不調に？
肝疾患、心疾患などが進行したとき。
急ではなく、進行しているケース。
限界が来ると急変。
飼主が気づくのが遅い。
日々の様子・体重・便に早く気づけるよう見逃さないように。
体重は変わらなくても筋肉が減っていることも。
定期的な健康診断を。
隠すのではなく、動けるときは動いている。
隠すのではなく、気づいていない。(飼主が)



⚠️10月上旬に海老沢先生のツイートが本になります。
→ 鳥のお医者さんのためになるつぶやき集 


［質疑応答］

セキセイ5歳
年中トヤでツクツクしている。
→トヤなのか、鞘を取れていないのか？
タンパク質を与えること。
止めることは出来ないので、待つしかない。

セキセイ♂9歳
精巣腫瘍ではなく、ろう膜の色は遺伝性の影響か。食事制限は必要か。
→若くして発症しないのは良いが、老齢性での発症も有り得る。

セキセイ♂6歳
PBFD陰性になったが、ほかの鳥に感染しないか心配。
→血液検査で陰性なのはほぼ良い。
残留ウイルスとしては羽根に残る。
トヤがすっかり終わるのを待って。
中性電解水で消毒するにもスプレーして3分くらい置いてから拭き取ること。

キンカ♀3歳
脚が弱く左右に開いてしまう、パーチには止まれる。
→滑る環境が苦手な個体もいる。
マットを敷いたり、足の負担をカバー。

セキセイ♂♀3歳
発情抑制のために隔離している。
同部屋にするタイミングを知りたい。
→発情していないタイミングで、体重も安定しているときに。
ペアで過ごさせるのがいちばんだと思う。
ケージ別、食事別推奨。
♀はホルモン剤投与を推奨。

オカメ1歳
乾燥剤誤嚥。
後遺症が心配。
→成分による。
消石灰だと胃腸障害の可能性。
シリカゲルの場合は消化管に負担の可能性。
後遺症は胃炎が危険な可能性。

オカメ3歳
浄水器ではなく水道水を与えている。
長寿の鳥にミネラルウォーターを与えている投稿を見た。
→飲む量にもよる。
ミネラルウォーターなら軟水を推奨。
硬水で尿路結石の危険性。

桜文鳥♀8歳
発情期のような鳴き声を出す。
文鳥は何歳まで産卵するか。
→8歳でも10歳でも産む子は産む。
卵巣が活動する限り、産卵はする。
発情抑制を。

オカメ♀2歳
抜けた尾羽の羽軸に血が混じっている。
→オカメにPBFDの可能性は低い。
ぶつけた血管が固まっている可能性。
羽根が生える羽のうに障害がある可能性。

セキセイ♂1歳
ハリソン、ラウディを与えているが食べる時間がかかる。
体重は平均。
夜は23時くらいまで放鳥。
→食べるのが下手な可能性。
シードと違って、丸呑みする個体や砕いて飲み込む個体、水に浸して食べる個体…様々なので病気ではないと思う。
ハリソンとラウディはタイプが違うペレットであるために慣れない可能性も。

セキセイ♂4歳
びしせん3mmほど膨らんでいる。
手術の可否を知りたい。
→腫瘍性なのか肉芽なのかで変わってくる。
腫瘍であった場合、扁平上皮癌の危険性。
病理検査→手術の先生が多い。

セキセイ♀5歳
なかなか体重が落ちなかったが1ヶ月で7g落ちて心配。
→3日で1gを目安に。
食べる量を増やしても体重が落ちるのであれば検査を。

文鳥3歳
足全体、趾の股にまではばきがたくさんある。
検診では問題ないとのことだった。
→3歳なので老齢性ではない。
ケラチンの質が剥がれ落ちない状況だと思うので、痛くない程度に剥がす方法も。
無理して剥がすと出血もあり得る。
保湿クリーム(犬猫用のクリーム)を薄く塗っている。
塗りすぎNG。

急死、突然死の予防は？
→日々の健康チェック、フンのチェック、フードのチェック。
どんな生き物でも突然死はあり得るので、日頃のチェックを。

キスジインコ♂10歳
グルテン、グリアジンのアレルギーについて。
鳥にアレルギーは考えにくい(アレルギー性症状は鳥には出ない)が解明されていないので、不調になるのであれば与えないことが無難ではある。
ローリーネクターに使われているはずで、花蜜食のローリは穀類や大豆を使われたローリー用のフードがメインであると思う。
入手できるものを与えるしかない。
日々食べさせてフンの調子が良さそうなものを。

ボタン♀7歳
血尿から亡くなった。
→排泄腔はひとつなので、クロアカなのか、卵管卵巣なのか、腸からなのか、腎臓からなのかは定かにはできない。
鮮血なのであれば卵管や排泄腔からの出血の可能性。

オカメ4ヶ月
不調になり、100gから93gに減少。
糞便検査は異常なし。
ペレットの他に挿し餌を5g与えている。(？)
換羽中である。
他に検査が必要なのか。
→93gは小さくはないが、体格による。
トヤが終わるのを待つ。
挿し餌回数を増やす。(摂取量不足回避)
検査をするのであれば血液検査、X線をして感染症が無いかなど主治医に相談を。

セキセイ2ヶ月
羽繕いでお尻を蹴るように掻いている。
お腹が痛くて掻いてるのか？
→お尻が汚れていないか？
腹痛でも蹴るような素振りもあるが具合が悪くないのであればお尻が汚れているのではないか。

セキセイ♀3歳
卵巣とエストロゲン
産卵するときはろう膜の褐色化、点目、シャチホコになる時なのか？
→受容姿勢やろう膜などは目安にはなるが、実際どうかなどは検査すればわかる。(血液中の脂質とカルシウム)

文鳥♂3歳
夜、カバーをかけたあと咳をよくしている。
→咳なのかどうか。(くしゃみなのでは？)
咳なのであればX線。(甲状腺、鳴管など)
くしゃみは鼻炎の可能性もある。
まずはX線だか、より詳しく調べるのであればCTを。

ジュウシマツ♂6歳
肝臓数値が投薬で良くなったが、腎臓の数値が高くなった。
食餌でおすすめはあるか。
→ジュウシマツはインコよりも尿酸値が高めではある。
胃の保護が大切だが、シードからペレットに。
ラウディのフォーミュラAKを。

文鳥♂7歳
歌の途中でかすれ声に。
→寒暖差なのか、思い当たるものが特になし。
一時的なのであれば原因を探るのは難しい。

オカメ2歳
フォーミュラに入っている脱酸素剤を食べてしまった。
後遺症はあるのか。
→毒物ではないが、鉄分・ミネラルをたくさん摂取すると吐き気が。
後遺症に心配はないはず。

コザ♂5歳
食欲低下し肺炎に。
41gまで落ちた。
検査の結果、膵炎に。
→免疫力の問題。
寒暖差、乾燥、風の当たりすぎの問題の可能性。
対策としては、体力を付ける。(運動)
温度差に慣れさせる。
人が温めすぎ、冷やしすぎにより自律神経が狂う。
免疫が低下したことにより発症が多い。
食べすぎNG、栄養のバランスと運動をさせ体重を安定させる。

セキセイ♀1歳
飲水量10g前後。
多尿は体重の20パー飲んでいた場合。
10パーでもだいぶ多い。
食事制限時に飲水するケース。
部屋が暑いから飲水するケース。
病気の可能性を考慮するのであれば血液検査。

キンカ♀3歳
産卵過多。
尾を振るのは発情しているか。
→ボディランゲージとして、喜ぶ＝尾を振ることもある。
日々の骨盤チェックを。
レトロゾールでおさまるのであれば長期服用は不要。

セキセイ♀6歳
そのう下垂がある。
異物があり、吐き気があり投薬中。
シードだが食事内容を変えたほうがいいか。
→異物があるのであれば、手術をしないのであれば
そのう下垂があるとカビが発生することはある。
抗真菌剤が必要。
ペレット切り替えを推奨。
ペレットは熱を使って作っているために、飲水でカビ増殖の可能性があるため、菌の増殖を抑えるにはペレットよりもシードのほうが良くはある。
消化は良くない。(ペレット比較)
キビが好きなようだがアワなど他のシードも。

セキセイ♀3ヶ月
AGY治療が終わった。
糞便検査以外に受けるべき検査を知りたい。
→そのう検査は最低限チェック。
ペットショップでお迎えした場合は3種遺伝子検査を。(CHL,PBFD,BFD)

セキセイ4歳
おしりを掻き、おしりにフンが付くようになり亡くなった子がいる。
今いる子に必要な検査はあるか。
→1歳過ぎたらX線と血液検査を。

ウロコ♂オキナ♂
吐き戻しやおしりを擦る行動はセキセイのような精巣腫瘍の可能性はあるか。
→若いうちになるのはセキセイは多い。
ウロコやオキナでは前例がない。
免疫力や遺伝子情報の問題はあるが、オキナやウロコで若くして発症する例は見たことがない。

セキセイ♂8ヶ月
首を縦振り、えづく姿。
主治医には発情とのこと。
→対象があるのであれば発情行動の可能性が高い。
8ヶ月でその行動なのであれば、今後ひどくなる可能性も。
今のうちにさせないよう対策を。
対策方法としては、食事制限。
1度に食べる量が減れば吐き戻しは減るはず。

セキセイ♂6歳
くちばしが伸び、カットしている。
45gから36gにダイエットしているが、くちびしはいまだにカットが必要。
→肝疾患で伸びてしまうケース。
嘴が柔らかいのであればアミノ酸を増やす。
硬い場合はアミノ酸を増やすと余計に硬くなる。
タンパク質も増やしすぎずに。
伸びることだけでなく、硬さやもろさをチェック。
肥満で悪化する。

サザナミ♂3歳
肝臓が悪くフォーミュラALにしている。
輸入がストップした場合、どうしたらいいか。
→ALは低タンパク低脂質が要である。
タンパク質が少なめのものはAKもある。
ALが入手できない場合にAK代用も良いが、肝不全にはALを。

ゴシキ♀4歳
3ヶ月ごとの定期的な健康診断、年イチのバードドック(遺伝子検査)をしている。
トヤで吐いたりする。
歳を重ねたときに気をつけることはあるか。
→ローリーネクターにタンパク質を増やしたものはない。
ローリー用だとタンパク質を増やしたものがない。
温度管理や放鳥時間の制限をするしかない。
ローリーネクターにバイオはビタミン過剰になるために注意。

文鳥♂10歳
白内障で視力が悪く飛べない。
どうしたは良いか。
→白内障は治るものではないが、目が真っ白になってしまった場合は目薬も効果は無い可能性。(目薬は進行を抑えるためのものであるため。)
見えない中、保定され目薬をさされるストレスも考慮すること。

セキセイ♂6歳
4年前にX線にて左精巣が大きくなっていたが緊急性は無かった。
時を重ねて精巣腫瘍になるケースはあるか。
→個体差により、左右の大きさが違ったりはある。
精巣腫瘍となると骨髄骨が発生しメス化する。

オカメ♂6歳
オカメ95-100gが平均と聞いて決まった量の餌を与えている。
吐いてしまうことがある。
検査は異常なし。
→制限中は一気に食べて吐くこともある。
焦って食べてしまう子は詰まって吐いてしまう。

セキセイ♂2歳
1羽亡くなって残った子が飼主に発情し対策をしている。
ホルモン治療は必要か。
→セキセイの発情を環境で止めるのは難しい。
オスのホルモン剤で安全性かつ効果のあるものは海老沢先生でも分からない。
腫瘍化するには発情が原因もあるが、体質もある。
発情しても腫瘍化しない子もいる。

アキクサ5ヶ月
ルビノー(赤目)は免疫力が低いと聞いた。
気をつけることはあるか。
→アキクサは夜行性。
赤目はメラニンがないので、日光浴などで白内障の可能性。
それでも日光浴は必要なので5分でも必要。

ナナイロ6歳ズグロ5歳
トレーニングのご褒美でリンゴジュースを薄めたものを与えている。
与える量はどのくらいが良いのか。
→ナナイロやズグロは加糖を消化することができるが、適量はこれといって説明できない。
ごほうびとして考えたら、ほんの少し与える…が良いのでは。
リンゴジュースでなく、リンゴそのものを与えるのは？

文鳥♂6歳
尿酸が黄色く投薬中。(肝臓疾患)
ハリソンとコスモスラクトを与えている。
なかなか太らない。
ファウナフローラ(ハリソンの生きている酵母)やサプリなど必要なものはあるか？
→文鳥は肝臓慢性感染が多い。
血液検査をしてもらい、白血球が高い場合は抗生物質が必要。
フォーミュラAL推奨。
そこまで高くないのであればハリソンでOK。
太らないのであれば消化が悪い可能性。

コザ14歳♀
翼の骨の軟部組織の腫瘍化。
→コザの翼の腫瘍化は多い。
治すには断翼。
大掛かりな手術になる。
高齢であるために手術の可否を主治医と話し合うように。

コザ♀4歳
吐くことがある。
X線でキラキラしたものが胃にあった。
2日で6本注射を打ったが吐き気は止まらない。
家でできることはあるか。
→砂(ボレー粉や炭酸カルシウム)
4歳にしては早い。
コザの胃炎は治りにくいために、必要な薬を必要なタイミングで。
入院も考えるように。
2日で6本の注射が吐き気を促進したわけでなく、6本でもおさまりきらないくらい悪い可能性。
セカオピ推奨。
家でできることは保温と栄養、そばにいること。

オカメ♂
パニックを起こすことがよくある。
対策を知りたい。
→オカメはパニックが起こしやすい。
トレーニングでおさまるわけでもない。
直しようがない。
繰り返していると風切り羽が生えなくなったり、生傷が絶えないことがある。
すぐに明るくしたり、センサー式ライトを導入するなどを。
見えない状態はパニックになりやすい。

オカメ♂1歳
9月になり涼しくなり、保温対策はどうしたら良いか。
→近年は寒暖差が激しいため、鳥は急な温度変化に弱い。
天気予報をチェック、室温を安定させる。
少しでも免疫を上げるには朝晩連続で飛ばして息切れさせるくらいの運動を。

セネガル♀8歳と16歳
セネガルでかかりやすい病気を知りたい。
→日常的に気をつけるのはCHL。
マイコバクテリウム。(肺結核の感染症)
鳥ボルナウィルス。(腺胃の感染症)
セネガルにかかりやすいわけではないが、肥満に気をつけるように。

サザナミ10ヶ月
肺炎と気嚢炎。
放鳥させると息切れ。
→病気の際は放鳥は良くない。
子供と同じで倒れるまで遊ぶ。
コントロールするべき。

セキセイ♂12歳
不時着するので飛行はさせていない。
おもちゃで遊ばないのであればどう遊ばせたら良いか。
日向ぼっこは好き。
→高齢もあると活発さは減る。
景色を変えてあげる。(家具の配置換え)
外の景色を見せてあげるなど。

桜文鳥11ヶ月
ハイポテを与えているが体重が減っている。
23g。
開口呼吸もしており、セカオピもした。
→体格次第ではあるので、23gでも痩せているわけではない。
呼吸音が気になるのであれば、血液検査よりX線で肺や気嚢などをチェック。

オカメ♂4ヶ月
2ヶ月でPDD(鳥ボルナ)になった。
→2ヶ月で胃が大きくなるのは自然であるために、血液検査でPDDチェックを。
胃が大きいだけで診断されたのでは？
海老沢先生はPDDではないのでは…という見解。
PDDは感染しにくいウイルスであるためな、先住の鳥にすぐ感染はない。
24時間で乾燥すれば消滅するが感染の可能性はあるために隔離がベター。

白文鳥♀11ヶ月
糞便検査でかんきん3きゅうきん7と診断。
フンのにおいが強くなった。
腸内環境を整えるサプリは必要か。
青菜は与えないほうが良いか。
→抗生剤でにおいがおさえられているはず。
コスモスラクト、ファウナフローラ推奨。
抗生剤も与え続けると必要な菌を殺してしまう。

コザ♂4歳
48gペレット食。
クリプト病歴。
対策はどうしたらいいか。
→クリプトは駆虫できない寄生虫である。
胃の中に持続感染してしまう。
加齢で発症、再発はある。
対策はないため、胃の負担にならないペレット。
定期的な検便とX線検査などのチェックを。

文鳥♀10歳
X線なしのガンの診断。
自宅で酸素室で過ごさせている。
ガンに効果あるサプリはあるか。
酸素室なしで過ごさせたい。
→どこのガンなのか。X線なしの診断は正確なのか。
移動ができる・体力があるのであればセカオピ推奨。
呼吸音に水の音があるのであれば、早めにセカオピを。
ガンに効くサプリはない。
免疫を上げるなどのサプリはあっても、病状が良くなることはない。

コザ12歳♀
ペレット切り替え中。
なかなか切り替えが出来ずに難航している。
→12歳だと難しいが、胃の負担を考えたら切り替え推奨。
シードとペレットを並べたらシードしか食べない。
シードを必要な分だけ与える。
それ以上はペレットに。
砕く、粉にする、混ぜるなどの工夫を。
ラフィーバーのベリーやフルーツペレットもおすすめ。

マメルリハ1歳♀セキセイ1歳
窓からケージは離れてるから紫外線ライトを使用。
目に良くないと聞いた。
→人間が太陽を凝視できないのと同じであるために、鳥用のライトも上から点けて浴びさせること。
ビタミンD3生成がメインであるが、ネクトンやペレットでも摂れる。
ライトは1日中点灯しないとビタミンDを生成させることは難しい。

セキセイ♂7歳
ろう膜がカサカサしたために、鳥専門医で診てもらった。
オスのホルモン剤はないと聞いたが、処方されている薬は与えないほうが良いか。
→7歳で褐色化とのことで、骨髄骨のチェック推奨。
精巣が大きくなっていなくても腫瘍化してることもある。
処方されている薬をやめたほうが良いかは何も言えない。

キキョウやサザナミなどおっとりしている子を飛ばせる(運動させる)には？
→飛んだらごほうびを与えるなどの工夫を。
飼主を追うのであればそれを利用。
追い立てるのはNGです。

セキセイ♀3歳
おしりが大きくなった。
黄色と緑が混ざった臭いフン。
匂いがなくなり、おしりも小さくなってきた。
殻が残ることはあるか。
→卵塞でしょうか。
圧迫で出せないのであれば手術が必要。
骨盤が閉まって卵管が閉じれば痛みが出るために鳥専門医へ。

🦐Tubeはコチラ。