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ヘルニア輪閉鎖術


ようやく手術を受ける日が来た。
親方は、上野動物病院→森下小鳥→みわエキゾチック→リトルバードへの転院を繰り返してきた。

上野動物病院は犬猫メインの病院で、そのうの検査もしない病院。
すぐに森下小鳥へ。
担当医は杉山先生。
杉山先生は開業されて(三郷のすみか動物病院)、しばらく院長の寄崎先生に担当してもらうもなんとなーくウマが合わなくて、駒込にあるみわエキゾチックへ。
鳥類臨床責任者の戸丸先生にはすごくお世話になりました。
親方が産卵するようになっても根気よく診てくださって。
腹壁ヘルニアが出来てからは手術が必要かもとのことで、紹介状を書いてくださりリトルバードへ転院。
なかなか手術までに時間がかかった。

横浜小鳥の海老沢先生は親方のヘルニア画像をご覧になって、早急な手術を!と。
そこで実際に診察してもらうために横浜小鳥の予約を取った。
海老沢先生ご指名させていただいて。(+5,500円)
その前にリトバで小嶋先生にも診ていただくべき、とお世話になっているこんぱまるの課長さんにもアドバイスいただいた。
急遽小嶋先生に診ていただき、造影検査も受けたところ手術を促された。

1週間後の今日。
問診受けて親方預けて病院から出た。
小嶋先生より、手術のリスクについての説明を改めてまた聞いてきた。
学会で発表されてる麻酔のリスクはセキセイで16%だそう。
それも前の情報とのことで、今は1割前後と。

卵管が腫れていれば切除予定。
卵管切除後、退院後も今後の発情抑制は必要不可欠。
発情して卵墜したら腹膜炎になり、開腹が必要。
そして術後にお腹に戻した腸に捻れがある場合も開腹。

他の術後のリスクは血栓や腎不全肝不全、胃腸障害。
掛け合わせで作られる市場のセキセイはだいたい脳に発作を持つ。
これが起爆剤となり、アルコール中毒のような症状を引き起こすこともある。
手術は17時前後から1時間とのこと。
例えば卵管が癒着していたり、他の臓器に腫瘍が見つかったりしなければの話。
あと恐らく輸血はするだろうとのこと。
鳥類の血液型や輸血の適合どうこうに悪い前例は無いとのこと。

そして、大きな地震などが発生した際は近隣に住むスタッフが駆けつけていると。
一昨日は小嶋先生も駆け付けたと聞いて安心。
(ドキドキしながら小嶋先生ご本人に聞いたw)
親方は1ヶ月ちょい、大きめのエリカラとこの1週間はネックカラーも追加されたけど、なんとか慣れてきてる段階で良かったと小嶋先生。
ただ、親方はエリカラ向きではないしQOL低下も考えると、少しでも早く元気に生活できるようにしてあげたいと。
ヘルニアが嵌頓して落ちるリスク、ヘルニア自咬で腸なり卵管の内臓が飛び出るリスクを考えたら、手術をするほうが良いと小嶋先生がはっきり言ってくださって安心した。

たくさんリスクの話も聞いて、何より親方と離ればなれだしもう涙が止まらん。
どうか無事に手術を終えて術後も問題なく過ごせますように。
いちばんツライのは親方だもんね。
エリカラのせいで痒いとこも掻けないとか、エリカラのせいでいつものフィーダーでごはんもお水も食べたり飲んだり出来なくて、今日から最低でも1週間はいつもと違う環境だし、かあちゃんとも離ればなれ。
しっかりしなきゃ。
親方、がんばって…!
みんなと待ってるからね!
小嶋先生、どうか…どうか親方をよろしくお願い致します。

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