🦐Tube 〜鳥の体型ﾁｪｯｸの仕方を知ろう〜

🦐様は冷え性♡

体重だけでは安心しないこと。
正常体重＝正常体型ではない。

体重が正常でも…
肉付きが少ない+脂肪が多い
肉付きが少ない+骨髄骨が多い
肉付きが少ない+お腹が張っている
肉付きが多い+体格が小さい

肉付き＝胸筋の付き方
ボディコンディションスコア/BCS
キールスコア/KS

BCS1 かなり痩せている
BCS2 痩せ気味
BCS3 普通
BCS4 やや多い
BCS5 かなり多い

体重が重いだけでなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態。
筋肉が多いからといって肥満ではない。

〈体表脂肪の付きやすい場所〉

↓人差し指と中指で挟み首が動かないよう保定

(メスの場合、体型チェック以外にも恥骨(骨盤)チェックができるようになります。)

足は何かを掴ませて保定もアリ。
(画像はプラケのフチを掴ませている。)
保定が難しい場合は病院へ。
保定は慣れ。

病院(獣医師)によってBCS評価も変わる。
自分の評価と医師の評価の照らし合わせが必要。

［質疑応答］

オカメ♂1歳
足環がついているが、鳥に不都合はあるのか？
→本人が気にしていないなら問題ないが、アルミの場合、齧ってしまった際のリスクを考慮。
材質に関わらず、引っ掛けてしまって怪我するなどがあれば取ることも可能。

文鳥♀1歳
1泊で一緒に旅行をした。
緊張していたが放鳥し、フンをしたらいつも通り。
気張って排泄していたが、問題ないか？
温泉は鳥に良くないか？
→緊張やストレスの関係性。
(環境変化からの代謝が上がる等)
一緒にお出かけは必要以上は推奨しない。
温泉＝硫化水素は鳥にはNGです。

キスジインコ♂ スミインコ♀6歳
愛情表現なのか、栄養不足なのか顔をよく舐める。
→ローリーフードを食べているのであれば栄養不足ではない。
舐めただけで感染するようなものもない。
化粧やクリーム塗布などには注意。

オカメ♂14歳
多飲多尿でボルナ検査は陰性だったが、獣医師はボルナの可能性大と。
ペレット食、サプリで過剰接種からか通風に。
足首に白い塊があり趾が動かない。
→高齢で腎不全から通風の可能性。
ボルナは腺胃拡張、痙攣・麻痺の神経的な障害。
多飲多尿とボルナの繋がりがわからない。
通風は治らないために進行を抑えることしかできない。
関節通風、内臓通風がある。
内臓通風の場合は腹膜炎の危険性。
通風はタンパク質の摂取量を控える。

セキセイ♂3ヶ月
足環に吐き戻しをする場合は取ったほうが良いのか。
→3ヶ月で吐き戻しをするのであれば発情が強い個体の可能性。
足環も傷むので取ったほうが良いかもしれません。

白文鳥♂1歳
多飲多尿で糖尿病に。
糖尿病の治療法、糖尿病の悪化の進行を知りたい。
→血糖値にもよる。
どのくらい高いのか。
鳥にインシュリンを打つことは出来ないので、低血糖を防ぐためには内服の血糖加降薬を与える。
血糖値を上げるホルモン、グルカゴンの過剰による糖尿病発症が多い。
白内障、神経症状など合併症の可能性。
まずは本当に糖尿病なのかの確認を。
→数値は600とのことで高いことが判明。
血糖加降薬推奨。


セキセイ♀３歳
発情抑制のため17時に寝かせている。
ヒーターの灯りは妨げにならないか。
20℃は適正か？
→膨らんでいても、昼間は元気があってフンも普通なのであれば問題ない。
調子を崩さない程度に温度は必要最低限に保つこと。
足の温かさをチェック。
適温は個体による。

セキセイ♂6歳
精巣腫瘍とヘルニアが発覚。
家で気をつけることはあるか。
→元気なうちはいつも通りで構わない。
お腹が大きくなり、苦しそうなのであれば、合わせた環境を。(ケージレイアウト)

オキナ♂１歳
80前半の体重が理想とのことですが、寒さで代謝が上がっているのか。
食事量は増やすべきか。
→寒いとエネルギーを使う。食事量は増やしても良いのでは。オキナで80は少ないほうである。
体格チェックを。

ナミウズラ　♂♀
日光浴ができないが、ラウディのハイエネルギーブリーダー(ペレット)を与えている。
→ペレットを与えていれば、寒い場合は大丈夫。
ブリーダーは高たんぱく。
ローファット推奨、またはメンテナンス。

セキセイ♂３歳
右目失明。(ぶどうまく炎。)
左目も白濁してきて治療中。
→治療は難しい。
有効な濃度で効果がなかったりなど。
盲目になったとしても普通に日常を送れている個体もいる。
見えているうちはパーチを。
見えなくなった場合、下に設置し教えて慣らしていくように。

セキセイ♂４歳
フンが巻かずに長いまま。
→尿が多いと巻かないこともある。
体が冷えていると水分が少ないベタついたフンになる。
保温し、様子見。

ワキコ♂1歳
定期的に小鳥専門医でくちばしと爪切りをしているがフリーズしてしまう。
くちばしケアのやすりを怖がる。
→ストレス反応の可能性。
寄り添って安心するのか、放鳥して落ち着くのか個体による。
医師がタオル、軍手、手袋を嫌がる個体もいる。
やすりが怖いのであれば必要最低限までくちばしをカットすることを推奨。
トラウマにさせてしまわないように。

セキセイ♂10歳
ろう膜に変化があり、診察を受けた。
X線は精巣の大きさに変化はなくふ、骨髄骨も問題なかったが精巣腫瘍と診断。
サプリや漢方薬を与えているが、痛みは出てくるのか？
今は元気だが、今後のために知っておきたい。
→寿命は10-13才が一般的である。
10歳で手術はリスクもあるので、精巣を大きくさせないように。
大きくなると、呼吸が苦しくなったり胃腸が押されて苦しんだりの可能性。
痛みはほぼ無いが、精巣が大きくなることにより他の臓器にダメージが出る可能性。
痛みより苦しみが大きい可能性。
しんどそうなら適切な環境づくりを。

コザ♂5歳　39g
あくびの仕草。
食べているときのその仕草が多い。
流動食を与えたあとにくちまわりを拭くのに中性電解水を使って良いか。
→胃の状態をチェック。
クリプト注意！
中性電解水は問題なし。
口の中を拭っても大丈夫。

オカメ♀2歳
特定の家族が帰宅すると尾羽を上げて発情行動。
→食事制限推奨。
雛を育てるには適さない環境づくり。
温度も注意。
不調にならない程度の温度に。
巣材になるものは撤去。
発情抑制のためのホルモン剤(リュープリン)もある。

セキセイ♂8ヶ月
ケージはヒヨコ電球、パネルヒーター設置。
石油ファンヒーターは良くないのか？
→安全性を考慮するのであれば電気ストーブ、ヒーターを。

セキセイ♂12歳
咳鼻水くしゃみで、抗生剤を与えて治療中。
セカオピ検討。
→年齢的に負担になる可能性。
培養検査を検討推奨。
鼻詰まりの場合のネブライザーは効きづらい。
セカオピの前に感受性試験を担当医に聞いてみるべき。

オカメ♂3歳
2日続けて計4g減。
→寒いのでは。
保温と食事量を増やすなど。
体を温めるためのエネルギー消費が激しい。

セキセイ3歳　41g
腺胃拡張、肝肥大。
どんなペレットが良いのか。
→血液検査は受けたのか？
腺胃拡張はどの程度なのか？
肝臓が悪いのであればフォーミュラALが良いが、全ての肝疾患に適切なわけではない。
41gが正常でない場合、食事量を減らすなどの対策は必要。
適切な療法食、食事量を知る必要がある。
体型と血液検査の数値をチェック。

セキセイ2羽
病気でなくてもオエオエすることはあるか？
→羽繕い中に粉が口内に入りオエオエすることはある。
お水を飲ませよう。

文鳥6ヶ月
お迎え検診でマイコプラズマ。
陰性になれば同時放鳥可能か？
そのタイミングは？
→検査機関により、マイコプラズマ2種を検査している機関とそうでない機関がある。
常在菌以外でのマイコプラズマが検出されたのかどうか。
どんなPCR検査なのかを病院に確認。
恐らく陰性。
心配があれば病院に確認を重ねて。

コザ♀4歳
骨髄骨が目立つ。
発情しても産卵しないこともあるか。
→発情していても産卵しないことはある。
発情していても卵巣卵管が未発達であれば産卵に達さない。

セキセイ♂6歳
ペレット4gシード1g
食糞あり
多飲
→空腹で食糞、多飲の可能性。
食事前に息切れするくらいの運動をおすすめ。
交感神経を刺激。
飲水量が増える場合は制限が必要になる可能性も。(病院へ)

鳥種？
爪切りの保定で発作を起こしたり、食欲低下体重低下。
→先天性のものである可能性。
爪切りは1日1本切るような対策を。

セキセイ1歳
脚でかいたあとにまぶたがめくれたようになった。(すぐ戻った)
→まぶたや結膜を傷つけることもある。

セキセイ♂6歳　
ペレット食
血液検査でGOT380/ALP708 
尿酸リンは低め
20日分の処方薬が出た。
気をつけることはあるか。
→GOT380は範囲内である、ALPは鳥の数値ではない。
他の数値が正常なのであればGOTは問題なし。
尿酸リンについても含め、治療が必要なものではない可能性あり。

ヨウム♂8歳
2年前より腺胃拡張、ボルナ陰性。
長期間拡張しても大丈夫なのか。
→拡張具合による。
食事後や空気を呑む個体など。
腹腔内3分の1を占める拡張はまずい。
進行はゆっくり、いきなり悪くなるのがボルナ。
血液でなく、便検査必須。
絶食した状態で朝いちばんにX線検査推奨。

オカメ♂
6畳の部屋を5,6旋回後に水をかなり飲む。
正常か？
→正常である可能性が高い。

文鳥♀1歳
24g、発情抑制中。
餌入れにフードがない時間はどのくらい？
→個体によるので、黒色便が出ない様に観察を。

ダルマ♀7ヶ月　
112g
体重がもともと少なめ。
体重を増やすにはどうしたらいいか。
→本人が満腹で太らないのか。
工夫したらまだ食べるのか。
元気なのであれば焦らず様子見で良いのかも。
適度な運動も必要。
甘やかしすぎない、心配しすぎないように。

キキョウ♂2歳　
36g
緊張からかじっとしていることが多い。
はしごの登り下りなども運動になるか。
→なる。
運動量としては低いかもしれない。
何が怖いのか、緊張の対象は何なのか。

セキセイ1歳
週1中性電解水を使用している。
どんな掃除でも問題ないか？
→全てにおいて使えます。
染み込むものでも口に入っても問題なし。

オカメ♂4歳
肺が蜂の巣状でした。
食欲あり、6g減。
→オカメの肺炎は治りにくい。
アスペルギルスが絡んでるとなおらさ。
呼吸器の検査は難易度が高い。
効果のある抗生剤で様子見、注射、ネブライザーで治療が良い。
冷やさず、保温をしっかり。
酸素室の選び方は、レンタルの会社がある。
苦しいときは40パーセント。
落ち着いてるときは30パーセント以下。
酸素中毒に注意。
酸素のチューブを水に入れて湿気を飛ばすなど対策を。(かなり乾燥する)



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