趣味なのに趣味と言えなかった私
こんにちは!今日も書いていきます!
「あなたの趣味は何ですか?」
多分ほぼ全員問われたことのあるのあるフレーズだと思います。
このときに私は困ることが多かったです。
「自分の趣味って何だろう」
「趣味の定義って何だろう」
私の中で一番悩んでいたのは
私の中では好きなことだけど、趣味っていうほどなのか。本当に没頭している人の前で趣味だなんて容易く言えない。
そう思っていました。
私は小学校からトランペットをやっていました。今ではほとんど吹いていませんが、高校生の頃はバリバリに吹いていて、練習することが好きでした。
なので、高校のときに趣味を聞かれたときは「トランペットを吹くこと」と答えるときもありました。
でも、周りでトランペットを吹いている人たちはもっと私よりも何千倍も何億倍もトランペットが大好きで、没頭していて、命を懸けても、どんなにお金をかけても良いという人たちがいて。その人の前で、こんな私が趣味なんて言葉を使っていいのか。失礼になってしまう。
だから申し訳なくて私の趣味はないと思っていました。
それがなんだか悲しかったです。
大学に入ってある人にこの話をしたときに
「自分が好きだと思ったことが趣味でいいと思う。趣味はそもそも周りの人とは関係のない言葉なんじゃない?」
その言葉を言われて気づきました。
そもそも「好き」っていう気持ちは天秤に乗せて測れないもの、比べられないものだということ。だから趣味の比重なんて関係ないということ。
だから鼻歌する程度でも歌うことが好きなら自信をもって「趣味は歌うこと」と言ったほうがいいんだと私は思います。
「私はこれが好き!趣味なんだ!」
って自信をもって言ったほうがかっこいい。
なにより言葉にすると「自分の好きを大切にできている」と、自分で実感できる瞬間でもあると思う。
人から「そのくらいで趣味って言うな!」って言われたら
「自分の好き」を大切にできていないんだな。と思えばいいんだ!(笑)
それに、周りを見渡せば、趣味は海外旅行、釣り、スポーツ、音楽…。
みんなすごい。
私にはできないことや、長い時間をかけないとできないことばかり。
でも趣味ってそんなすごいことじゃなくてもいいと思います。
「自分の好き」だから。
誰でもできるようなことが趣味でも万歳。
日常でできることや小さなことを好きって思えるのは幸せを見つけるのが上手な証拠。
今の私の1番の趣味は「食べること」
それを聞いた人が「私も!分かる!何が好きなんですか??」と話が弾む。
素敵な趣味を持った自分にガッツポーズ