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劇場版ニンジャもん タキシの多重次元大冒険!

※はじめに

この作品はニンジャもんの二次創作物です。そういったものが苦手な方は天狗の国に連れて行く。👺


ご注意!
これはニンジャスレイヤー二次小説「ニンジャバース#5」の続きでもあります。未読の方はこちら



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◇これまでのあらすじ◇
自室の机の引き出しから妙な光が迸るのを訝しんだタキシとニンジャもんはその中へ飛び込んで行った!待ち受けていたのは様々な次元【バース】のニンジャスレイヤー!そして強大なる聖人ラオモトであった!!

ニンジャもん タキシの多重次元大冒険!(ニンジャバース#5後編)


次元より現れた新たなニンジャスレイヤー......ニンジャもんは地上を見る。地上で死闘を繰り広げていたニンジャスレイヤーたちも上空を眺める。フジキドとニンジャもんの視線が交錯する。フジキドはニンジャもんの中にナラクと似た気配を感じ取った。

途端にニンジャスレイヤーたちは漠然としていた喪失感が埋められていくのを感じ取った。フ「なるほど、あのニンジャスレイヤーの存在がナラク存在の喪失原因であったか。」ニンジャもん以下→も「なんと情けない!それでもワシの別次元存在か!」ニンジャスレイヤー「「「「黙れナラク!」」」」

タキシ「ニンジャもんがいっぱい......!なんなんだここは......?」「「「イヤーッ!」」」「アイエッ!?」ラオモトが両拳を突き出す!巨大な拳型オーラがニンジャスレイヤーらを襲う!「イヤーッ!」フジキドはタキシをかばうように前に立ち、ポンパンチで迎撃!

「ヌゥッ!?」ラオモトは弾かれ、たたらを踏む。ニンジャスレイヤーのカラテが充足されている。新たなニンジャスレイヤーが揃ったことで失った力が戻りつつあるのか?も「オヌシはイクサの邪魔ぞ!タキシ!安全な場所で宿題でもやっておれ!」「アイエエエエ!」タキシは崩落した建物の陰に走り出す。

も「儂が手本を見せてやろう!イヤーッ!イヤーッ!」ニンジャもんの連続カラテ!「イヤーッ!」ラオモトは回避!「ちょこざいな!貴様らが一人二人増えたところでもはや儂に敵うものなし!」ラオモトはオーラ拳で反撃!「イヤーッ!」

無、シ、殺、近「イヤーッ!」無印、シヨン、キルズ、グラキラニンジャスレイヤーたちはフックロープを投擲!「ヌゥッ!?」ラオモトの拳が止まった!猫「イヤーッ!」ニャンニャスレイニャーがラオモトの顔面にネコパンチ!「バカめ!そんあ攻撃がワシにグワーッ!?」

悪「バカはテメーだファック!」背後からワルキドの怒声!彼はラオモトが注意をニャンニャスレイニャーに向けたのを見計らい、背後から卑劣な攻撃を加えたのである!ナムアミダブツ!

「ヌゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」ラオモトは踏ん張りフックロープ拘束に抗う!「「「「グワーッ!」」」」四人のニンジャスレイヤーは逆に引きずりはじめた!「イヤーッ!」拘束から脱したラオモトはオーラを全方位に放つ!「「「「「グワーッ!」」」」」拘束の四人と背後のワルキドが吹き飛ばされる!

女「イヤーッ!」フィメールニンジャスレイヤーが近距離カラテを挑む!「イヤーッ!」「イヤーッ!」ゴアーガガガガガガ……S.O.U.Lシステム起動……。復帰した重忍機ニンジャスレイヤーが立ち上がる!ヌ「こっから反撃開始だ!奴が全次元のラオモト存在ならラオやんだって含まれてるんだぜ!」「何をバカなグワーッ!」重忍機ニンジャスレイヤーが立ちあがった際に肩に乗っていた瓦礫がラオモトの脳天に落下!モー大変!

T「イヤーッ!」カラテ攻撃!サツバツ判定!なんてことをしてしまったんですか!?「グワーッ!」TRPGニンジャスレイヤーのサツバツ攻撃が瓦礫で怯んでいたラオモトに直撃!

光さらに加速して最高のSPEED、
刃が走りカラテするぜ……
意志の力が拓くPOWER未来!(挿入歌)
藤「俺のカラテでヨロシクしてやるぜ!」忍者ブレイカーのカラテ追撃!

少年フジキドは剣「ニンジャスレイヤー」を構える!宇「こんな強大な敵に立ち向かうのはあの時以来だ......!そう!あの時......!」(回想シーン)

(回想シーン終わり)宇「イィィィィィイヤーッ!」少年フジキドの大斬撃!「イヤーッ!」ラオモトはオーラでバリアを張ろうと構え......「「「「イヤーッ!」」」」だが再び四人のニンジャスレイヤーのフックロープ!

「くたばりぞこないどもめ!」ラオモトはフックロープを弾く!だが斬撃が迫る!「イヤーッ!」ラオモトは次元移動を開始!斬撃は空を切る!だが!「グワーッ!?」ラオモトの肩から血が吹き出した!フックロープ対処に回避が遅れたのだ!そこへ忍者ブレイカー!

藤「イヤーッ!」カラテ!猫「イヤーッ!」カラテ!女「イヤーッ!」カラテ!果「イヤーッ!」かわいいね!

ラオモトはもはや怒りを露わにしている。もはや虫ケラに等しい存在がこうまで抵抗していることに、それを逐一対処しなければならない事実に!ヌ「ニンジャスレイヤー=サン!」ヌンチャックはフジキドにヌンチャクを投げ放つ。フ「イヤーッ!」フジキドは回転跳躍し掴みとる!(((別次元からの干渉は許可されな01101010010)))

ヌンチャクから超次元からの声!ヌンチャクが01に包まれ0110100ナ、ボイン事件記者「「ニンジャスレイヤー=サン、ヌンチャック=サン!2つの次元を安定させたわ!」」ナンシーのステレオ音声!フ「イヤーッ!」フジキドは......ニンジャスレイヤーはヌンチャックのヌンチャクを構え、ラオモトの前に!

「ワシは......ラオモト・カンは一度キサマを倒した......。」ラオモトは静かに語る。「するとどうだ!世界は崩壊をはじめ、ワシの世界は失敗作と否定されたのだ!」ヴ「なんてこった.....奴は1部の決戦でニンジャスレイヤーが敗北したifの世界から来たのか......。」

「ワシは結局敗北する運命だったのか?否!崩壊する世界に一人立ち尽くすワシに奴は言った!多重バースの存在を!各次元のラオモト存在を!」ラオモトのオーラが激しくなる。ニンジャスレイヤーはラオモトを見る。

「ワシは世界を超え、あらゆる運命に、あらゆる可能性を否定し、ワシ1人が勝利する!」ラオモトのオーラがさらに激しくなる。ニンジャスレイヤーはラオモトを凝視!

「負け犬の遠吠えはそれで終いか?」フジキドのメンポから蒸気が噴き出す。フジキドの肉体に赤黒のオーラが集束を始める。「オヌシの復活に蚊ほども興味なし!100回復活するならば千回殺してくれよう。全ては元通りになるまで。」フジキドのメンポがキバめいた禍々しい形状に変形してゆく。

「決着をつけよう。ラオモト=サン!」
「最後に勝利するのはこのワシよ!」

「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの右ストレート!「イヤーッ!」ラオモトは回避しケリキック。「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの猫パンチ!「グワーッ!」ラオモトは怯む。「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの再び右ストレート!さらに巨大な鉄拳オーラを纏う!重忍機ガイオン!

「グワーッ!?」ラオモトは吹き飛ばされた。ニンジャスレイヤーは各次元のニンジャスレイヤーの力を吸収している!?ラオモトは素早い体制復帰!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーはヌンチャク攻撃!サツバツ判定!「ヌゥーッ!」ラオモトはオーラ防御!「グワーッ!?」オーラが弾かれる!

「こんな、こんなバカなことが......?」「スゥーッ!ハァーッ!」「ハァーッ!!!!」ラオモトは全身をオーラで包む!その様相はまるでジゴクの悪鬼!コワイ!(((許さんぞニンジャスレイヤー!)))
ナムアミダブツ!それはまさに倒されていったラオモト達の怨念というべき存在!

だがニンジャスレイヤーは全く臆さずチャドー呼吸を深め、ヌンチャクを振り回す。

「イィィィィィイィィィィィイヤーッ!」ラオモトが飛んだ!ニンジャスレイヤーは脚から赤黒の炎を噴き出し「イィィィィィイィィィィィイヤーッ!」跳躍!ラオモトの多重オーラ拳が、ニンジャスレイヤーのヌンチャクが.......!激突!

両者はタタミ一枚の距離で背中合わせに着地!「......」「......」両者は無言。

するとラオモトが振り返る。(((やはり最期に笑うのはこのワシ「イヤーッ!」グワーッ!?)))

ゴウランガ!?ニンジャスレイヤーは一瞬でラオモトの背後に回り、チョップの一閃を放ったのだ!ゴウランガ!ゴウランガ!ゴーウ、ランガー!

(((バカな、このワシが、このワシがーッ!?)))ラオモトの身体が発光、崩れ去って行く!(((サ)))(((ヨ)))(((ナ)))(((ラ)))インガオホー!聖人ラオモト・カンは壮絶な爆発四散!

「「やった!やったぜ!」」陰に隠れていたザ・ヴァーティゴとタキシは互いに抱き合い喜びを確かめあった。そして次元の集結は止まった。

猫「これで世界は元どおりか?」悪「メンドーなことに巻き込まれちまったぜ!金も出ねーし」ワルキドは悪態を吐いた。

???「はたしてそうかな?」突如何者かの声!ニンジャスレイヤーたちは声の方を向く!ヴ「ま、まさか、おまえが!?お前が黒幕だったのか!?お前は、お前はまさか!お前はまさかーッ!?」

???「私は不当な扱いを受けた......お前のせいで。お前のせいだ、ニンジャスレイヤー......お前のせいで私は......」

ニンジャバース#5後編終わりエピローグに続く

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