ノートPCのバッテリー劣化を調べる方法と、寿命を伸ばす使い方
はじめに
いま使っているノートパソコン(DELL inspiron7370)を買ってから2年が経ちました。購入当初は3-4時間持ったバッテリーも、今では1時間持つかどうかというくらい弱ってしまいました。
最近、ついにバッテリーを交換しようと動いているのですが、それはまた別の記事でお話しようと思います。本投稿ではバッテリー交換を機に得た関連知識について述べたいと思います。
目次
(1)バッテリーの劣化具合を確認する
バッテリーの減りが早い気がする。でも本当に劣化しているのか?数値的に調べる方法について。
(2)バッテリーの寿命を延ばすには
バッテリーの持続時間を伸ばす話ではなく、充電可能量の減りを鈍くする方法について。
(1)バッテリーの劣化具合を確認する
Windowsにはbatteryreportと呼ばれる、バッテリーの使用状況を調べる機能が備わっています。これを使えば満充電時の理想的な量と現状の充電可能な量を比較できます。
使い方は次の通り。コマンドプロンプトで以下の文を打つとカレントディレクトリに「battery-report.html」なるファイルが作成されます。
powercfg /batteryreport
以下のようなもの。バッテリーの型情報から始まり、使用履歴などが記されています。
ここで興味があるのは「Battery capacity history」のセクション。ここに充電の規格量と、充電できた実際の量が記されています。過去の情報も記録されているので劣化の進行過程も確認できます。
私の場合、直近ではフル充電しても1/3程度しか溜まらないことが分かりました。
(2)バッテリーの寿命を延ばすには
バッテリーの劣化の進行を遅らせる方法の1つは、満充電を避けることだそうです(*)。つまり毎度100%まで充電させず、適当な数値で停止させると良いんだとか。
わたしのPCには電源周りの制御ソフト(Dell Power Manager)が入っていたので、ここから最大充電量を制御できました。
他の機種にもこの機能があるか調べきれてないですが、メーカが対応していないと難しいという意見が多いですね。
以上になります。ご参考になれば幸いです。
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