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リスクをとることが成功を引き寄せる


リスクと利益の関係

  - 世界はリスクを取る人がリスクを避けたい人から利益を吸い上げる構造。
  - 経済評論家山崎元は資本主義をリスクを受け入れる者が利益を得るシステムと説明。

「自分に投資することは同じだが、失敗しても致命的でない程度のリスクを積極的に取って、リスクの対価も受け取る」

肝心なことは、自分にできるところまで臆せずにリスクを取ることだ。これは成果主義の下での働き方にも言えることだ。株式も成功報酬もオプションの一種だからボラティリティ(=リスク)を大きく取る方が価値が高まる。
 ただし、無駄なリスクを取り続けるのは愚かであり、経営者として必要な場合などを除くと、株価の上がりきった自社株に漫然と集中投資しているのは一般論として賢くないことを知っておくべきだ。

「今は株式を手段として使ってリスクを取ることによって、リスクを取らない人から価値を吸い上げること」

リスクを取る行動

  転職、投資、起業など、リスクを果敢に取る行為が資本主義社会で奨励される。
 清原達郎はリスクのない世界を「死んだ世界」と表現。

日常のリスク

 誰しも日々、交通事故、強盗、健康問題などのリスクに直面している。
 リスクゼロにするには死ぬしかない。つまりリスクを負わない生き方は、実質的に「死」に等しい。

人生でのリスク

 無謀なリスクとリスクを避けることが、人生の敗北につながる。
 適度なリスクを受け入れることが「生きている」状態とされる。
 失敗しても致命傷にならないリスクをとることが人生に広がりを作る

時間とリスク

 時間が経つにつれ、新しいことに挑戦する機会が減少し、リスクが増大する。
 人生で何も挑戦しないことが最大のリスク。

ビジネスとリスク

 事故後の飛行機が最も安全な時期にあたるように、ビジネスにおいてもリスクを恐れる時が最もチャンス。
 リーマンショックの直後が最大の稼ぎ時
「若者の未来」は、リスクを許容できる「時間」の存在。

新しい挑戦の心構え
 リスクを取る人は解決策を、取らない人は理由を考えがち。
 真の「安定」は、過去の挑戦から生まれる。

人生とリスクの本質

 何もしなければ、人間の身体と同じく人生も劣化する。
 リスクを避けようとすること自体が、最大のリスクになり得る。

結論

・リスクをとらないこと自体が破滅への道を進んでいる

・失敗しても致命傷にならないリスクをとりながら生きることが人生に刺激的な変化を与える=豊かにする=上向きにさせる=成功を引き寄せる

・自分がどんなリスクをとっているかを意識して、積極的にリスクをとって生きよう

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