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(定点観測 24年4月末) 国内中小型アクティブファンド 組み入れ上位チェック

リンクスリサーチの小野です。

2024年から開始したファンド組入れ上位企業チェック

4月末時点のチェックです。
前回は激しい入れ替わりがありましたが、
今月も面白い入れ替わりが確認されました。

チェックは3週間遅れですが、思ったよりも参考になる情報が多いです。
アクティブファンド全部をチェックしたいくらいです。

月次報告書から知ったことを記事にしました。

過去分はこちら。

調査対象とするファンドを精査しながら進めているので、対象外にしたファンドがいくつかあったり、新たに入れたりしているファンドもあるので、
厳密な数字の変化ではない点はご了承ください。
*比較できるように、今回4月末の集計時に対象外としたファンドがあれば、3月分の対象外だったことにしています。
(まぁなんとなく理解してください)

前回同様、40位まで公開します。


〇増加

7199 プレミアグループ
4587 ぺプチドリーム
1973 NECネッツエスアイ
5393 ニチアス

〇減少

9552 M&A総研ホールディングス
3994 マネーフォワード
2980 SREホールディングス
4369 トリケミカル研究所

などでしょうか。

〇増加組をチェック

・7199 プレミアグループ

4月中は出来高があまりなく、4/26に決算発表して大幅高。
発表のタイミングで組み入れたのでしょう

・4587 ぺプチドリーム

同じく決算発表で大幅高

〇減少組をチェック

・9552 M&A総研ホールディング

・3994 マネーフォワード

4/12の発表はがっかり決算でしたか・・?

〇他の気になるところ

41位以下で気になるのは
前回上位にいた
7388 FPパートナー 9 → 3 -6
9338 INFORICH 10 → 1 -9

だいぶ大きい変化ですね!

もしファンドがポジション解消したとすれば、同じファンドが再度投資をして上位に来るのは難しいのではないか
というのが正直な感想です。
基本的にファンドが投資する際に投資のシナリオを作って投資をします。
株価が変動してもシナリオが維持されれば投資を継続します。
シナリオが崩れれば売却する。
つまり、一旦売却したのであれば投資した際に作ったシナリオが崩れたということ。これをまた手のひら返して買いのシナリオを作り直して買うなんて・・・。

以下、有料部分に全リストのファイルを置いておきます。
メンバーシップの方は無料で読めます。

(ちょっと先ですが)6月8日の勉強会に参加された方には配布します。

私が発表する個別企業は41位以下で保有が増えている企業です。

中身についてもコメントしたいと思います。
ご興味があればご参加ください。

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