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(定点観測 24年3末) 国内中小型アクティブファンド 組み入れ上位チェック

リンクスリサーチの小野です。

2024年から開始したファンド組入れ上位企業チェック

3月末時点のチェックです。
前回のチェックで結構入れ替わりがあったのですが、
今回はさらに入れ替わりが激しかった印象です。

調査対象とするファンドを精査しながら進めているので、対象外にしたファンドがいくつかあったり、新たに入れたりしているファンドもあるので、
厳密な数字の変化ではない点はご了承ください。

前回同様、40位まで公開。
以下のとおり。

トップは5344MARUWA

チェックを始めてからずっとトップなのが
5344 MARUWA
株価チャートは右肩上がり

変化が大きいのは

変化が大きいのが
9338 INFORICH 2 → 10 +8
147A ソラコム 0 → 6

9338 INFORICH

3月の上昇はこれらのファンドによる組入れによるものであることがわかります。
しかし、株価は3月末をピークに下落。
これらのファンドはどう対応したんでしょうか。
4月末時点が気になります。

147A ソラコム

2024年3月26日に上場したばかりで
6つのファンドが組入れ
なかなか珍しいのではないかと

40位以下ですと、GENDAが 5 → 3 減少しています。

その後、荒れ模様の市場環境になり、皆さんどんな入れ替えをしているのか
4月の組入れがあるか。次回が楽しみです。

活用方法

私が注目しているのはむしろ、下位の企業の動き
以下の記事でも書きました。

投資においては
株価 < 企業価値 
株価が割安かどうかが大事。
このチェックでファンドの動きを先回りして買い、売りを行うのは無理です。目的はそこにはおいていません。

中小型の約2000社をすべてカバーすることは不可能なので、ファンド上位に初めて出てきた企業をチェックして、ファンドに組み入れた理由を考えるのが面白いかなと思ってみてます。

以下、ファンドチェック増減の全社PDFファイルです。(上記イメージ図の下位まで)

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