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外注システム開発(SIer)の需要が縮小する未来

割引あり

noteコミュニティメンバー向けの記事

15日に開催した勉強会で話したテーマの話

答え合わせは3年後、5年後なのかもしれませんが、確信に近いものを感じています。

ノーコード、ローコードが急速に進み、
外注システム開発(SIer)の需要が急速に縮小し、エンジニアが供給過剰になる未来が到来する。

私たちは今、社会の大きな変化の始まりに立っているのです!

どこの企業に取材しても、
”成長のために人が必要”
IT系は需要が強く、
”必要なエンジニアが採用できない”
と言っています。

将来的にはさらに不足するとみられています。
2030年には80万人のエンジニアが不足するとの見方もある。

〇不足する理由

不足する理由は明確です。

”企業のIT化・DX化のおくれ”

儲からなくなり、効率化を進めるために、
IT化・DX化に取り組む企業の増加した。

しかし、ほとんどの企業は社内にエンジニアはいないため会社全体としてITスキルが低い。

というか、日本全体のITスキルが低い。

”スキルが低い”
というのは致命的な弱みです。
その結果、
IT企業がぼろ儲け(失礼)

特にSIer(顧客企業のシステム構築する会社)は、ゼネコンのような階層構造になっており、こんな感じ。


中小SIerの3次請け、4次請けでも儲かってしまうのですから、
よほど、事業会社が割高に発注しているのだろうことは想像できます。


2次請け、3次請けで、儲かってしまったから上場した、みたいに見えてしまう企業も多数見られます。(勝手な印象かもしれませんが)

本来、企業は社会課題の解決のために存在するはずですが、
どんな社会課題の解決に取り組んでいるのですか?
と聞いても、なるほど、と思える回答が得られないことも多い。

(もちろん、それでもいいのですが、それだったら上場なんて面倒なことをしなければいいのにと思ったりします)

〇これから予想される変化

IT需要が拡大し続ける

・採用が追い付かない
しかし
・社員を増やす=固定費があがるので採用はコントロールしたい

下請けへ発注
階層構造は続く
特により付加価値の小さい業務(プログラミング)から外注に

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