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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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『Gift』世界設定やストーリー補足

※ネタバレを多く含みますので、『Gift』をクリアしてからの閲覧を強くおすすめします。

『Gift』

修理屋の主人公トキワと、いつも仕事の斡旋をしてくる友人シズノ。 ある日、二人の世界の歯車が狂い始める。

https://ixtab.booth.pm/items/5820365

・短編フリーゲーム
・クリア目安45分程度
・プレイ実況等ご自由に
・ブロマンス要素があります


■攻略情報

最後のエンディングまで辿り着く方法が分かりにくくなってしまっていたので、補足説明します。

①エンディング(1回目)
②タイトル画面「コンティニュー」から、最後のセーブデータをロードする
③エンディング(2回目)
④タイトル画面「コンティニュー」から、最後のセーブデータをロードする
⑤エンディング(3回目)
⑥タイトル画面「コンティニュー」から、最後のセーブデータをロードする
⑦2択の選択肢→エンディング(4回目/最後、選択肢によってエンディングが分岐)
⑧上の選択肢を選んだ場合、タイトル画面で「ニューゲーム」を選択すると新たな展開があります。ただし、上の選択肢を選んでしまった場合、やり直すことができなくなります。

※上の選択肢を先に選んでしまって下の選択肢のエンディングが見られなかったけど見たいという方は、以下の方法をお試しください。
①Giftをフォルダごと削除する。
②再DLし、最初からプレイする。

■街

トキワたちが暮らす街の建物は、城のように家々が入り組み建築されている。そのため日当たりの悪い場所が多い。人口増加に伴って継ぎ足し継ぎ足しでつくられた歴史があるが、現在、人口は減少の一途を辿っている。

■コンパス

街の構造が非常に入り組んでいるため、慣れない場所へ行く時には必ず要る道具。大人ですら街中で迷子になることがあり、コンパスを紛失したり壊したりするというのはこの街では割と深刻なこと。 コンパスといっても、北を指す針があるというだけの物ではない。平面だけでなく上下階にも複雑に展開する街であるため、目的地を示す針をもつ立方体あるいは球体の器具になっている。側面の歯車を用いて指定した座標に向けて針が動く。座標指定をするのはやや難しく、訓練が必要。 コンパスの起源にも〈祝福〉が関わっており、過去の人々の努力と研究の上に現在が築かれている。

■区画と住居

ごみごみした街だが、居住区、行政区、文化区、研究区(施設がある)など大まかに分かれている。 また居住区、文化区の中でも立地の良い住居や一軒家は社会に貢献できる〈祝福〉を持っていると認められた者にのみ与えられており、一般市民の暮らしはやや窮屈。 居住区は成人区画と児童区画に分けられている。児童区画には子どもとその保護者が暮らしており、子どもは17歳で成人とみなされ、自身の〈祝福〉に合った職業に就いた後に成人区画へ移ることになる。成人区画では家族制度は解体され、社会貢献度によって定められた場所に住むこととなる。 トキワは街の時計台や人々のコンパスを修理できる能力を高く評価されており、個人宅を所持している数少ない市民の中の一人。

■食事

食事は配給制で、区画によっていくつかの食堂が存在する。食事時にはそこに労働者が集まる形となり、街に税金を多く納めている者(≒社会に貢献できる〈祝福〉を持つ者)ほど豪華な食事が用意される。 食事は基本的に1日2回。ごく限られた者には3食用意される。お菓子などの嗜好品はなかなか手に入らないが、仕事の報奨として甘味の配給券を与えられることがごく稀にあり、好事家の間で高値で取引されている。

■街の外

トキワたちが暮らす街の外側は荒涼とした砂漠地帯が広がっている。 「車」でコンパスに沿って走ると数時間程度で他の街へたどり着くことができるが、車は超高級品のため、殆どの市民は一度も街を出る機会がないまま死んでいく。「車」の生産は街の中では行われておらず、現在実存するすべての車は外の街からの輸入品である。

■家族観

この街には結婚という制度や概念がない。特定のパートナーをもつ場合もあれば、気ままに関係をもつ人間もいる。どちらかというと後者の方が多数派であるため、親子の縁はあれど家族という枠の概念が希薄で、保護者とならなかった母あるいは父の顔を一生見ない人も少なからず存在する。居住場所を選ぶ自由がないため、一般市民がパートナー同士で同棲するということはない。

■ネタバレの話

・トキワに調律された対象(生き物)は、眼が金色になる。
・シズノの〈祝福〉は、「吐いた嘘を真実に変える」能力(一定の制限はある)。ゲーム内で赤字で喋っている時、その力を行使している。
・シズノの過去やトキワとの出会いエピソードを知ったうえで序盤の飲食イベント(雑談2)を読み返すと、見え方が違うかもしれません。
・〈祝福〉を取り除くとなぜシズノが自壊してしまうのか、モモチの〈祝福〉は何か、なぜ途中で乱入してくるモモチの目は緑色なのか、回想の■■はいったい何を言っているのか、などいろいろ考えてみてもらえると嬉しいです。
・gift……(英) 贈り物、才能
 Gift……(独) 毒
・名前の由来
 トキワ……常盤の国 住人が不老不死である、永久不変の理想郷。
      燕、時鳥、鴬などの祖霊の使者や乗り物と考えられている鳥が
      橋渡しをする。
 シズノ……時鳥の異名である「死出の田長」 本来は「しづの田長」
      死出の山(あの世とこの世を隔てる山)を越えてくる鳥。
 モモチ……鶯の異名である「百千鳥(ももちどり)」

■設定画など

基本設定画 トキワはこの絵よりももう少し体格がいいと思います(設定画として、如何なものか)
サイトに掲載している登場人物紹介 ベストの中にサスペンダーを装着しています。
トキワはあまり笑わないタイプなんですが、
ゲーム内の立ち絵で一度だけ微笑んでいたことに気づきましたか?
サイトに掲載している登場人物紹介 シズノの右耳のピアスの金色の装飾は金属でできています。2本細い棒がぶら下がっているようなイメージで、よくチャラチャラします(?)
ネタバレすぎてサイトに置けなかったモモチ関連の絵です。
本当に最初の案で、開発の横目黒さんに資料として渡した資料です。
設定が一部は現行通りですが一部はいまと違います。
最初にキャラデザを考えていた時の画像が残っていました。
トキワにはいっさい迷いが無かったのがわかって自分で面白かったです
シズノのデザインに悩んで、開発の横目黒さんにこれを渡してAと決めてもらいました。
この時点で世界線が分岐したわけですが、ここで横目黒さんが違う答えを選んでいたら
シズノの配色が違っていたかもしれません。
サングラスは結果的につけてよかったなと思います
少年時代(シズノいわく「生まれ」る直前頃)のシズノです。
横目黒さんに少年シズノのスチルを描いてもらうにあたって描いた資料です

・ほかの設定画や絵、らくがきなど
 →https://tokita.gozaru.jp/
★Gift【Game】→絵 にあります。


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