なお

大学4年生です。 日頃ぼんやりと空気を眺めているとき、考えていることはこんなことです。…

なお

大学4年生です。 日頃ぼんやりと空気を眺めているとき、考えていることはこんなことです。 もちろん何も考えていないこともあります。 自分なりに努力の矛先を考えた結果、たどり着いた文章という世界。 読書、映画鑑賞、ドラマ鑑賞、神社巡りが好きです。

最近の記事

憧れと逃げ道

やらなきゃいけないことが目の前にあると、いち早く逃げたくなってしまう。例えば今、絶賛試験前。 そこそこな値段するテキスト買って、ちょっとカッコつけて付箋貼った。 これで満足。 いや、満足ではない。 本当は一生懸命頑張りたいし、結果を出したい。 試験に合格して、すっきりした顔して春を迎えて、 周りから「よく頑張ったね」なんて微笑まれて、晴れ晴れした気持ちで卒業したい。 でも、とにかくテキストの1ページ目が重い。 開けない。 テキストと向き合うのはすっごく緊張する。 逃げ

    •  姉弟間に流れる空気。それは2人の飾らない姿を映し出す。入ろうとすると、それまで流れていた空気はかたちを変える。その繊細な空気を近くで見られる車内は、他では体感できない幸福感を創りあげる。  弟を居酒屋に送るまでの短い時間。 私は車の後部座席から、こっそり2人の歴史を覗く。

      • 良いお年を

        突然終わりが来るのは、正直辛い。 新しい景色の中で「あぁあれが最後だったな」と思い返すと、自分の行動の未熟さに悲しさと怒りがこみ上げてくる。 変わりきった慣れない日常を、当たり前のように過ごす。 違和感を、自分の無力さを、自分が気付かないために。 こうなる前にもっとできたことがあるのではないかと、頭を巡らす。 今年も今日が最後の日。 明日には2024年になっている。 大学生最後の年越しだ。 2023年ぎりぎりにこうしてnoteを始め、これが3記事目。 一歩踏

        • 思春期のささくれ

           キャラクターたちは私たちに楽しい時間をくれる。 嫌なことを忘れさせてくれるし、楽しい夢も見せてくれる。 身近になくてはならない存在で、癒しである。 世の中には人の気質を表す陰キャ、陽キャという言葉がある。 これもキャラクターの一つ。 どちらに分類されても、コンプレックスにもプライドにもなり得る。 そんな中で私は陰キャに分類されるだろう。 周囲からは”極度の人見知り”と言われるし、人を信頼するのにとても時間がかかる。 キャラクターを演じていても、とてもじゃない

        憧れと逃げ道

        •  姉弟間に流れる空気。それは2人の飾らない姿を映し出す。入ろうとすると、それまで流れていた空気はかたちを変える。その繊細な空気を近くで見られる車内は、他では体感できない幸福感を創りあげる。  弟を居酒屋に送るまでの短い時間。 私は車の後部座席から、こっそり2人の歴史を覗く。

        • 良いお年を

        • 思春期のささくれ

          岐路

          初めまして。 初めての記事なので、自己紹介がてら好きなことを伝えようと思う。 沢山ある好きなことのうち一番最近行ったことは、馴染みの無い道を歩くこと。 いつもの道から少し逸れた細い道へ足を踏み入れる。 見たことのない景色が広がると、私の身体はいつもより多くの空気を取り込み、それ以上に吐き出す。 忙しなく通り過ぎる車の音を聞きながら、自分だけの時間が流れ始める。 これの空間が大好きなのだ。 小学生の頃は「木の枝が倒れた方向に歩く」という遊びをしていた。 家から近い