原点回帰

銭湯を辞めることを社長に告げた

何をするの?

と問われたので東洋医学を学ぶと答えた

興味のある事を示すことしかできない様だった

辞める理由。認識していたらまた違う方向に移ろっていたのだろう

そして、社長は言う

変わりはいくらでもいるから。

その言葉を聞いてハッとした

そうだ。私は私にしかできない事をするんだった。

我に帰った

その瞬間に何かが吹っ切れ、背中を押してもらったようだった

ところで、東洋医学に興味を持ったきっかけは躰が教えてくれた感覚からだった

スタジオで酩酊の曲を踊っている時
自然に身を委ねる感覚を知った

大地の上に肉体があること
根はどごまでも自由に伸ばす事ができる
決まった方向や角度もなく流れるままに身を委ねる
ずっと踊り続けてきたけれど受け入れる事を知らなかったから反発したような踊りしかできなかった
こんなにも自然が心地良いとは知らなかった

それから、自然の原義に興味が湧き目には見えない気功やエネルギーという存在を知り太極拳やカンフー、躰道などに興味を持ち体験教室に行った

自然に導かれるようになったのは他の影響もあると考える

この二年間で、銭湯は自然と繋がり合って循環してるというシステムを知った
それだけに限らす地球はは全部繋がっていると知った
エコビレッジやパーマカルチャーなどの村作りをしてる人達の存在を知り希望が観えた
赤目自然農塾という原風景に触れた

いたる所に転がる生命の面影に反応する頃だった

こっちなのかもしれないと確かめるように動きありのままの姿を明白にするかのように瑜伽に手を出していた

瑜伽を学んで気づいた事があった
それは5歳からやっていたストレッチは瑜伽の原義を体操的に取り入れた行為だったということ

だから、瑜伽をしているとどこかで馴染みのある心地良さを感じていた

思わず涙が溢れた出た体験もある
自分を愛せていないことに気づき慈悲心が芽ばえ
傷つけてきた代償として涙が現れた
その時全部洗い流してきた

6ヶ月間の養成を終え2泊3日の道場修行を終えた

そしてファッションの道に進むと告げた

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