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現代アートに浸る休日。黒田征太郎さんのライブペインティング見てきた!


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休日散歩は、近場でアート観賞が好き

私は、北心斎橋という大阪のど真ん中に住んでいます。ここのとても良い点は、どんな用事にもいろんな展覧会にも、たいていが徒歩で行けるということ。これは生活するうえでとても大きな特典。なので、特に大きな用事の無い休日は、家人と美術鑑賞に行くことが定例になっています。

今日のお休みは、うちから徒歩25分。西区にある大阪府立江之子島文化芸術創造センターに行ってきました。10月末までの日程で黒田征太郎展が行われているためです。来週から北海道の道南に旅するので、会期中で行けるのはおそらく今日が最後というのもありました。

アメリカ村の壁画で有名でしたね。大阪の代表アーティストのひとりが黒田征太郎さん

私が大阪に来たのは1975年だったので、ちょうどそのころアメリカ村に黒田征太郎さんの壁画がどーんと、という時代でした。他にもたくさん作品をいろんなところで描いていらしたし、70年代からずっと大阪のアートシーンの中心にいらしたひとりだと思います。でもね、これまで意外と彼の作品をきちんと見たことがなかった。大阪の風景の中にたくさんあるというのに。今回初めてちゃんと作品を鑑賞するという機会にめぐまれました。うれしい♪

家からは、本町通りをぶらぶら歩いて会場まで。歩道の横に、秋の花がきれいに咲いていました。季節によって、いろんな花と出会えるのも、お散歩の楽しさのひとつですよね。

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意外な事実!初めて来ました、江之子島文化芸術センター。

なのです。びっくり。こんな近くに、アートなカフェや古本屋さんがある芸術センターがあったなんて。名前は確かに知っていたはずなのだけど。外壁にも、見慣れたタッチの黒田さんの絵が掲げられてました。あれ、子供たちの絵かしら?このセンターで子供たちのお教室もされているようなのです。ああ、確認すればよかった。。。。


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カフェ、写真撮るの忘れちゃったけれど、地下にもテラスがあって、底のテーブルがとても気持ちよさそうでした。

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メニューにも、おしゃれがいっぱい詰まっているって感じでした。今日はお買い物があるから、行けない(涙)。

作品展示の奥に、おっ!もしやライブペインティング!

新作ばかりということでしたが、とにかく膨大な数の作品が所狭しと飾られていて、そのエネルギーに圧倒されていると奥で→

もうずっと釘づけ。

81歳ということでしたが、その足腰のしっかりとした動きにほーっと感心してしまいました。足腰、ほんとだいじ。

そのとき黒田さんがされていたのは、キャンパスをがしがし穴をあけ、そこに色を塗っていく手法。その少しの凸凹感が作品にアクセントになっている。

予定していた時間よりずいぶん長くその場に立ち尽くしていました。

帰り道、木津川はすっかり夕暮れ。私が好きな大阪の風景

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松島公園の川の反対側は、遊歩道になっています。夕焼けはマンションの隙間からしか見えませんでしたが、気持ちいい川風が流れて、展覧会の余韻を楽しみました。

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