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【GRⅢ】正直に撮る、ということ。

こんにちは、SK(@syo_krsm)です。

……あれ、アカウントが違う?
いえ、ごめんなさい。
こちら、私、おぐろ(@dekunobou365)の別名アカウント。

開設したのは、写真だけをひたすら発信するアカウントを作ってみたいな、と思ったことがきっかけでした。

最初はSK=私おぐろということを隠して運用していたので、
面識があるしむさんにも、「はじめまして!」とDMしてしまいました。
(ウソついてしまって、本当にごめんなさい)

このまま本名を伏せたまま活動しようかと思ったけれど、別に隠す必要もないことに今更気づいたので、オープンにしました。

今後、作品を発表する際の別名義として、この「SK」という名前を使っていければと。よろしくお願いします。

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さて、さほど驚きもしないネタバレが終わったところで、本題に移りましょう。僕が愛してやまない、「GRⅢ」についてです。

このカメラは、もう何人もの方々がレビューをされていますが、まずは僕なりの作例をいくつか。

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僕は普段、写真を仕事として撮っています。
載せる媒体は何か、届けたい相手は誰かを考えることから始まり、そのための事前調査だったり、ライティングだったり、とにかく頭を使います。

もちろん、そうやって考え抜いて、思い通りの写真が撮れたときはとても嬉しい。
けれど、たまに思うんです。
カメラを始めたときって、もっとシンプルな「楽しさ」だけで撮っていたよなと。

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「写真を撮る」という行為は、当然、「撮りたい」という衝動から始まります。

友達との旅行が楽しかった。
初めて行った街の路地が綺麗だった。
親と喧嘩して腹立たしい想いをした……etc。

そして、その衝動は、時間を経るごとに薄れていってしまうもの。
「撮りたい」と思ってから、シャッターを切るまでの時間と精神のロスを、いかに省けるか。
僕はプライベートで写真を撮るとき、この部分を特に大事にしています。

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初めてこのカメラを手にしたとき、僕は正直、とても疲れていました。
何かひとつの原因があるわけではなく、色々なことが積み重なって、プライベートでは一切写真を撮らなくなっていました。

仕事でもプライベートでも、同じカメラを使っているのが良くないのかもしれない。
そんな適当な理由から、少ない貯金を切り崩して、このGRⅢを手にしました。

クロップ機能はあるけれど、撮れる画角は28mmのみ。
でも俳句や短歌も、文字数が決まっているからあれこれ試行錯誤できるように、きっと一定の制限は、制作意欲を掻き立てる良い装置になると思うんです。

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色々設定はできるけれど、僕はGRに求めていることは、「感じる」から「撮る」のまでの時間を、とにかく短くするという1点だけ。

撮りたいと感じるためには、きっと、自分の気持ちに素直に向きあうこと。
そして、その気持ちに嘘をつかないこと。

1秒に満たない起動時間での写真には、驚くくらい、自分の心情がダイレクトに写っています。
SKとかいう偽名を使っておいてなんですが、もっと正直に生きていきたい。GRⅢを使う度、僕はそう思うんです。

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この記事は、しむさん(@46sym)主催の、「【3rd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2019」への参加記事です。

前日の担当は、野球少年さん。
素敵な家族写真でした!​

明日の担当は、よこっちさんです!


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小黒 恵太朗 │ Keitaro Oguro
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