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【マルチ企業で10年以上勤務】マルチ商法とは

どうも。

マルチ人です。

マルチ商法業界の企業で10年以上、サラリーマンをしています。

マルチ商法と言っても、ディストリビューター(この商品いいよ。と勧める会員さん)ではなく、そのディストリビューターへ商品を製造、卸しているメーカー側のスタッフの方です。

インターネットで検索すれば、すぐに調べることができる「マルチ商法」について、あえて記事で紹介したいと思います。

マルチ商法とは

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マルチ商法とは、マルチレベルマーケティング(Multi-Level marketing
(略語MLM))
とも、連鎖販売取引とも、ネットワークビジネスとも呼ばれる販売システムのことです。簡単にお伝えすると、口コミやSNSなどの会員紹介制による販売方法で商品を流通させるシステムのことです。

★マルチ商法=マルチレベルマーケティング(MLM)=連鎖販売取引=ネットワークビジネス★

マルチ商法の仕組み

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マルチ商法の仕組みとして、下記のような役割と仕組があります。

①メーカー企業:商品の製造、会員へ商品の配送、紹介をくれた会員へ紹介料(キャッシュバック)をお支払い
②会員:メーカー商品の愛用。商品を非会員へ紹介、販売。紹介料をメーカー企業から受け取る
③非会員:会員からの紹介により、会員登録、商品購入。メーカー企業から商品受け取り

⓶会員が既に自分の紹介で⓶会員になった人や⓷非会員へ、商品を紹介、購入を勧めるのは、
この紹介料(キャッシュバック)を得るため、メーカー企業の商品を口コミなどで勧めています。
もちろん、本当にいい商品を使ってもらいたいと思うから勧めている方も多いです。

簡単に

①メーカー企業は、会員に商品を使ってもらうため、他の人に売ってもらうため、商品と紹介料、その他特典やプロモーションを提供、管理。どのような商品が良くて、会員が他の人に紹介、販売しやすいかの環境を整えるので、会社でいうマーケティング部署のような役割。

②会員は、メーカーから提供される商品、紹介料、特典などを駆使して、③非会員の人へ販売。半分は会社でいう営業部署のような役割。半分は商品を愛用するだけの会員もいるので、お客様のような立ち位置。

③非会員は、会員からの紹介で会員登録や商品を購入する消費者。お客様のような立ち位置。

会員さんのことをディストリビューター、IPC(Independent product consultant)などとも呼ぶ
ディストリビューター=IPC(Independent product consultant)

マルチ商法とねずみ講との違い

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マルチ商法は合法です。ねずみ講は違法です。

では、何が違う?

以前の記事の最後の方に紹介しましたが、

マルチ商法(合法)=商品、サービスが存在して、それらが口コミやSNSなどで流通されている。

ねずみ講(違法、詐欺)=商品、サービスが存在しなくて、それらが口コミやSNSなどで、その情報のみが存在している(例:お金だけ出資しておけば、それが勝手に増える)

マルチ商法のイメージが悪い理由

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マルチ商法と聞くと、悪いイメージありませんか?

マルチ商法のイメージが悪いのは、いくつかの理由があるので、そのことについて紹介していきます。

・過去にマルチ商法が流行った時期に、それを利用したねずみ講や詐欺も多発。
・販売方法が小売りではなく、会員制で人から人への口コミが主流の販売方法だから、怪しく感じる。
・一部の会員さんの紹介の仕方による誤解や不信感、コミュニケーション不足(何に効く、治る、儲かる、稼げる)がある。
・実際に商品使用方法の間違った紹介によって、肌トラブルなどの被害でてしまっている現状があるから。
・国自体が推奨していない販売方法。過去のねずみ講や詐欺、一部の間違った紹介方法を理由に、法律による規制が厳しくなっている。
・自身の商品購入分の数パーセントが、紹介料として払われるシステムが嫌だと感じる。

以上が、マルチ商法の簡単な概要紹介になります。

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