コンソールからデータを入力する
1.記事の内容
pythonでは、input関数を使ってコンソールから任意のデータをプログラムに入力することができます。この記事ではinput関数の使い方について説明します。
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2.input関数の使い方
書き方の規則は以下の通りです。
<文字列変数> = input(<プロンプト文字列>)
プロンプトとは、入力場所に表示する文字列のことです。コンソールからキーボードで文字を入力し、入力が完了したらエンターキーを押します。
input 関数を実行すると、コンソールから入力されたデータが文字列型のデータとして返され、変数に代入されます。入力したデータを数値型データとして扱いたいときは、文字列から数値データへキャスト(型の変換)します。
入力は1行単位となりますので、1行の入力ごとにinput関数を書きます。
実際にサンプルプログラムを動かして動作をみてみましょう。
##input_ex1.py
print("2つの数xとyの足し算\n")
x = input("xを入力してください >> ")
y = input("yを入力してください >> ")
print("\n")
wa = float(x) + float(y)
print("xとyの和は", wa, "です")
input関数を使って入力されたxとyは文字列ですので、float関数を使って浮動小数にキャストしています。"input_ex1.py"のサンプルではint関数を使って整数型に変換してもかまいません。
実行結果は以下のようになります。
2つの数xとyの足し算
xを入力してください >> 3
yを入力してください >> 5
xとyの和は 8.0 です
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