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髪型は「生活環境」と「ライフスタイル」、どちらに合わせるかで変わる

最近、疑問に思うことが増えてきました。

お客様が、少し髪の毛で遊んでみたい、と思っても

・仕事が堅めだから、髪型もおとなしめでないといけない
・生活圏内で接する人が保守的だから、自分もあまり攻めないようにする
・自身の変化に家族があまり良い顔をしない

のような理由からやらずに終わってしまうパターンが多かったです。

僕もそういった理由なら、と諦めてしまうケースも多々ありました。

お客様も僕も、生活環境を考えていたから、

それがライフスタイルなのだ、と考えていたからですね。

それって本当にライフスタイルなの?

理屈っぽいですが言葉の意味を調べてみました。
僕自身、生活環境=ライフスタイルというなんとなくな認識で使っていたので良い機会です。

【生活環境】
〘名〙 人間が生きるうえで、また、日常生活を行なううえで、常に周囲にあって、直接、間接影響を受ける自然的、社会的情況。大気、水、大地、空間など。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について
【ライフ‐スタイル】
〘名〙 (life-style) 生活の様式・仕方。また、人生観・価値観・習慣などを含めた個人生き方
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について

「生活環境」は僕らが影響を受ける自然や社会。
「ライフスタイル」は個人の生き方や人生観、価値観。

前者は受動的な意味合いに対して、後者は能動的な意味でした。

僕は混同して使っていましたね、今までごめんなさい。

自分のライフスタイルってなんだっけ?

子供の頃はワガママを主張できたり、自分はこうなんだ!と頑なに意固地になってみたり、まぁ思春期ってやつですかね。それがまだライフスタイルとは呼べなかったでしょうが、少なからず自分というものに対して比重が重かったと思います。

大人になるにつれて周囲の環境が複雑になり、家族が増えたり、自分よりも周りに対しての比重が重くなっていきますよね。
そういった環境でずっと生活していると、自分の価値観がそこに慣れてきます(※決してそれが悪いという意味ではないです!)

自分を取り巻く生活環境に影響を受けることが多くなり、自分自身のライフスタイルを考える時間や習慣は少なくしまったんじゃないかななんて思います。

どこかを機に、自分はこうなりたい、こうありたい、子供の頃のようにとまではいきませんが、少しだけ自分にかける比重を増やしてみて欲しいです。

そのライフスタイル、具現化できるよう手を尽くします

冒頭でもあったように、僕は生活環境とライフスタイルを混同して考えていました。
そのお客様の生活環境に合わせるが故、生活には馴染むけれど、それを変化させるまでにはいけない。

僕が一歩踏み出すことで、お客様が一歩踏み出すことで、生活環境が変わり、ライフスタイルが変わるのかもしれません。

たかが髪、されど髪。
印象は人生を変える、かも。


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