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はまったなー音楽(2022年6月後半)

そうこうしていたら梅雨が明け、完全に夏になった。

日が落ちてもクーラーは手放せない。時に心配になる。
昼は在宅勤務、夜は熱帯夜とあって自室のエアコンを止める瞬間は無い。いつか室外機がものすごい回転音をさせたかと思えば爆散、窓ガラスは爆風と飛散物で粉々になり、数秒後には重度の火傷と外傷を負った自分がデスクに座っている、ということがいつ起きるか、と思わなくもないけどどうなんだろうね。


6月後半は下のプレイリストの4-6番目です。前半と一変してヒップホップが消えました。見ていきましょう。


4. SOIL & "PIMP" SESSIONS『Todoroki』

この2ヶ月の間、ソイルのライブは秩父のフェスとブルーノートとで2回観てます。
ライブで観る彼らのすごさは、第一にパワフル。あと諸々のうまさとか相性の良さとかあるものの、リハでも全力だし本番もやりきるのがさすが。

ソイルは新アルバムを出したばかりで、これはその中の1曲です。
近年のソウル・R&B寄りのサウンドを経て、その進化形なところもありつつジャズとしての練度が高まったというか、ファンク・アフロビート風にも手を伸ばしたりのバラエティ感も楽しめるアルバムで結構よいです。

中でも"Todoroki"はソイルとしてのジャズ、のいい感じなところが詰まったいい曲だなあと思ってはまりました。


5. 汝、我が民に非ズ『夏の暴走』

「汝、我が民に非ズ」はバンドです。この執拗なまでにビブラートを掛けてくるクセの強いボーカルは作家の町田康さんです。読んだことない人は読んでみましょう。
作曲は主に他のバンドメンバーの方がやっているものが多く、作詞はもちろん町田康さんが担当しているようです。

夏の爽やかな面に焦点を当てたこの曲は、何しろ曲がその通り、クールなピアノ・軽妙なギターのカッティングと清涼感に溢れていて気持ちいい。
最高の夏にしようや。


6. グソクムズ『グッドナイト』

まず冒頭の、スラッピングが特徴的なベースラインに耳が惹きつけられる。
それから乾いたような優しい声が聞こえてきたと思ったらこれ以上なくずるい裏拍のキメ、そして溶けるようなコード進行に埋もれてしまう。

低めのキーに歌い方にはっぴいえんどの影が見えるけど、音はやはり現代的だと思う。シティポップの文脈だし。
吉祥寺発のグソクムズ、超いいです。



それではこんなもんで。

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