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膣座薬とにんにく

41歳を過ぎた辺りから一気に身体の変化を感じるようになった。

疲労を感じている時に、これまでのように体力、気力で押し切ると膀胱炎で血尿になったりカンジダを発症するからこれまた厄介だ。

ここ最近、また膀胱炎の兆しがあったので気を付けてはいたのだが、カンジダを発症させてしまった。

カンジダというのはとても厄介で、身がもだえるほどの痒みを伴う。

バンクーバーでは、薬局で薬とクリームを薬局で購入できる。1day、3days、5daysのオプションの中から一番強いであろう1dayを購入し、さっそく薬を飲み、クリームを塗りながら説明書にさらっと目を通したとたん青ざめた。

膣座薬。。。たった今私が飲み込んだ薬は膣座薬。間違えないように丁寧に絵まで添えてある。

やばい、子供が飲み込んでしまった場合は、救急かポイズンコントロールに電話をしろと書いてあるではないか。

とりあえず水だと大量の水を飲み、空っぽのお腹に何かを入れなくてはと子どもたちのために作っていたホットドッグを飲み込んだ。

むさぼり食べて、ふと我に返った。おーのーーーーパンを食べちゃったよ、私。小麦粉かグルテンアレルギーの可能性があり、数か月前から抜いていたのに。。。

あんなに食べたいのを我慢してたのに。久々に食べたパンの味すら思い出せない。どうせなら味わいたかった。。。泣

遅れてはいけない約束があったので車に乗り込んだが、胃がむかむかとなんとも気持ち悪い。膣座薬で気持ち悪いのか、小麦粉で気持ち悪いのか、車酔いで気持ち悪いのか。自爆しすぎて笑うしかない。

こういう時は、携帯とインターネットで便利な世の中になったことをますます有難く感じるものだ。運転席で他人事のように爆笑する夫を睨みつつ、救急に行くべきなのか、対処法はないのか調べたところ、なんと膣座薬を飲み込んだのは私一人ではなかった。アホは自分だけではないと知ったときのあの喜びはしばらく忘れられないだろう。

結局、何も起こらず、痒みも無事治まった。

間違って飲み込んでも大丈夫だということが判明したので、今後間違ってしまった人のために記事にしておくことにした。そもそも間違ってはいけないのだが。

ところで、薬などが手に入らず、痒みに我慢できないときの対処法を教えてもらった。ガーリックを挿入したらいいそうだ。体臭、口臭がにんにくっぽくなるという副作用があるらしいが、爆発的な効き目らしい。

膣座薬を飲み込むよりガーリックを挿入したほうが健康的なのは間違いない。

*写真 にんにく「匠」より






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