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俺達の安田記念

でも大丈夫、俺達には安田記念がある。

注目している馬達について現段階での見解を。

シュネルマイスター

昨年 NHKマイルC 1着
   安田記念 3着
   マイルCS 2着
今年 ドバイターフ 8着

という臨戦過程。安田記念、マイルCSではマイル絶対女王グランアレグリアと差のない競馬をしてきており、マイルでの実績は最上位。グランアレグリア引退後はこの馬がマイル界を制すると思ったいたが、前走で初めて凡走したことで若干評価を落としている。昨年(3歳)は安田記念に出走していて3着に好走している。この時は3歳馬の斤量54キロの恩恵もあったと思うが、内容を見ても早い上がりを使っていた強い競馬。今回は古馬と同じ斤量(58kg)での出走となるが、昨年から順調に成長していれば問題なくこなすだろう。

前走ドバイターフでの凡走は言い訳が効く。はじめての慣れない海外での競馬。輸送もあるし、慣れない環境やナイター競馬など上手く適応出来ずに結果が出なかったとも捉えられる。
しかし、ここで1つの仮説を立てることができる。
それが
キングマン産駒早熟説。

4歳以降成績のサンプル数が少ないため
あくまで「仮説」であるが、3歳まではそこまで強い産駒がいないにも関わらず、複勝率30%前後とそこそこの成績だが、4歳〜5歳は15頭出走していて
未だ馬券内は無し。
恐らく1番人気であるこの馬に、逆らう理由の1つにはなり得るデータである。

もう一点気になることが状態面について。
以前は480キロくらいで出走していた当馬だが
今回は500キロほどでの出走になる見通し。
まだ明け4歳と若いため成長した可能性もあるが、
480キロでグランアレグリアと好勝負をしていた馬なので、恐らくその辺りがベストな馬体なはず。
この辺はパドックや追い切りをしっかり見て取捨選択をしたい。

とは言ってもやはり実績は最上位。
この中でグランアレグリアと好勝負ができる馬は何頭いるだろう。
1番人気濃厚で最も馬券の取捨に迷う馬。
頭の取りこぼしは十分に考えられるため、今回はこの馬に勝てる伏兵馬を探してみたい。


ファインルージュ

昨年 秋華賞2着
今年 東京新聞杯2着
   VM2着

成績だけ見るとシルバーコレクター。
勝ち切れないが安定した成績を誇る。
レース内容を見ても、どんな枠からでも折り合いを欠かずに、安定した上がりを使って上位に食い込んでくる。競馬場を問わずに力を発揮できる堅実タイプだね。
想定オッズでは前走で先着したソングラインよりも人気がなく、派手さがないから嫌われてるのかもしれない。でも昨年の紫苑Sの勝ちっぷりは豪快で惚れ惚れしたのを鮮明に覚えている。
また最近はルメールが乗っていたが、今回は武豊が乗るよう。それもあってあまり人気していないのだろうが、この馬は癖もないしある程度の騎手ならそれなりに乗りこなせそう。
前走のヴィクトリアマイルは本命にしたけど、
直線で躓く不利があり、終わったあと思ったが
驚異的な瞬発力で2着に好走して地力の高さを証明。

2月の東京新聞杯では今回2番人気想定の
イルーシヴパンサーと対戦していて、着差だけ見ると完敗。でも、逆転の可能性はあると見る。
理由は2点。
1つは斤量差。前回は1キロ差だったが今回は2キロ差で出れるのは大きい。斤量は0.5変わるだけでも大きな差となる。この利を活かせれば。
2つ目は、展開面での不利。前走イルーシヴパンサーは後方待機からスムーズに外に出して真っ直ぐ伸びてきたが、この馬は直線で前が壁になり追い出しが結構遅れた。
この2点から2番人気想定のイルーシヴパンサーには逆転の可能性はある。

ただ、この馬は恐らく休み明けが1番良いタイプで、
メイチは前走かと思う。デキ落ちはなさそうだけど。
馬券内という観点から見れば十分可能性はあるし、
好きな馬だから応援したいけど、おそらく当日はもっと人気するだろう。ダービー騎手が騎乗だし。
流石に消すことはできない一頭で、
妙味的にもイルーシヴパンサーよりは上に取る予定。

イルーシヴパンサー

想定2番人気。
東京新聞杯での上がりは強烈でド派手な勝ち方だった。4連勝の上り馬ということで注目されるだろうし、軽視は禁物だ。
ただG1に初めての出走でここまで人気を背負う馬には逆らいたくなるなあ。
ファインルージュのところで記載したように
前走は流石にスムーズすぎた。
マイルG1ではもっとペースも早くなり、追走の負荷も大きくなる。追走で末脚のキレが削がれる可能性や、マークされることで何らかの不利があることは十分に想定できる。
あとなにより田辺が2週連続で来るイメージがまるで無い。
消しはしないだろうけど、軽視予定。

ダノンザキッド

大好きな馬です。マイルCSでは本命にして
綺麗に馬券を取らせてくれた馬。

元々は最強世代と信じて疑わない4歳世代(エフフォーリアがボス)の2歳チャンピオン。
皐月賞は1番人気で15着と振るわなかったが、
このレース後に骨折が判明。
この馬はパドックでもレースでも大汗をかいているし、気性も荒くて出遅れも沢山する。
大型馬でパワーが必要な馬場の方が相対的に良さそうで、レコードが出るような今の東京は割引が必要かなと。
でも右回り<左回り だと思っていて東スポ2歳では
タイトルホルダーをムチなしで快勝しているし、ずっと右手前で走ってる。先週のドウデュースと重なるんだよなあ。戦績とか見ると右回りの方が良さそうなのに、東京で圧倒的なパフォーマンス。
右回りは能力差で勝ってきたけど、左回りの方が良いタイプだと思う。富士Sは休明け、大外追走でのロス、と度外視はできる。
能力的にもマイルCSでグランアレグリア、シャネルマイスターに次ぐ3着と実績は十分。
前走も大出遅れで見ないフリは可能。
この馬を本命にしたいけど条件付きになる。
①中枠〜外枠を引くこと。
②テンションがぶっ壊れていないこと(ある程度の発汗は許容範囲)。
③今よりも時計がかかる少しタフな馬場になること。

これらが揃えば◎予定。
先週はダノンベルーガで
ダノックス×川田に泣かされた。
ダノンの借りはダノンで返す。
と言いたいところだけど、当日まで注視したい。


もう書くのが疲れたので条件付きで買いたい馬を列挙します。


ソングライン

中枠〜外枠でスムーズにできそうなら。
これも前走不利があって上積みもありそう。
ファインルージュにも逆転の可能性は十分あり。

カフェファラオ

東京マイルなら買える。
ダートの高速決着に対応できるなら、芝で大丈夫。
東京ダートマイルの芝スタートも問題なく先行できるし適正はある、
大条件。揉まれない枠=外枠。絶対に必須。

カラテ

状態さえ万全なら。
58キロでの勝利経験もあるし、前走の負けはお釣りがないし仕上がり🙅。
神様、どうかこの馬を万全の状態でG1に出走させてあげてくれ。


以上。





   
  



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