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再発。遂に「完治は難しい」と言われる。(2021年11月前半)


タイトルが⭐︎不⭐︎穏⭐︎(温度感の落差こわいわ)

9、10月とお家でたっぷり過ごして、ご機嫌だったのに何が起きたの?って感じですね。

この2021年11月は、今までとの落差もあってかなりメンタルにきました。

今となっては、それをすごく反省しています。

夫婦揃って、"最悪な覚悟"をしてしまった時でした。


よし、2021年11月の振り返りを気合い入れつつ、テンション上げるために踊りながら綴っていきます。(ジッとして書け)


嘔吐が続く


10/27に一時退院をして、11/2の外来輸血。

輸血中に発熱し、血圧も高いため念のために入院することに。

あいたた。(発熱中)

熱がこもっているだけでは?とズボンを脱がし、背中に保冷剤を当てて冷やすも、下がらずでした。(キュートな下半身露出)

そしてそのまま入院し、11/6〜7は外泊。

11/8に戻ってきて、頭部MRI検査してまた退院。

11/11に再入院って感じでした。

家にいる間も、食欲はあるものの吐くことが多く、食べては吐いてを繰り返していました。

しかし、それ以外のタイミングでは至って元気

ニコニコ笑顔です。(大福みたいできゃわ)

ただ、このニコニコと体調不良が交互にくる感じが、ものすごく病気発覚の時の症状に似ていて、ずっと不安を感じていたように思います。


そしてこの不安は、見事的中してしまうわけでございますピョーン。(語尾の可愛さでも誤魔化せてへん)


再発、拡大


11/11に、再入院をしました。

カーシェア民のため、夫が車を返却するために帰ったところ、

先生からMRIの件でお話があるので呼び戻してください」と言われます。

この時点で、悪い想像をします。
MRIの検査結果の時の空気感、かなりわかってきております。


夫を呼び戻し、面談室でお話です。


結果としては、

・テモダール×オラパリブ2コースした後のMRI(9/6)で、消えていた部分がまた広がっている

小脳、側脳室の三角部という手術では摘出できない部分に転移がみられる

という、最悪のものでした。


あら困ったわねえ。(ちょっと深刻なシーンなので可愛いはやちゃんを添えておこう)


これからの治療計画としては、

・オラパリブを4コース試した結果、再発しているのでもうこの薬は効かないと考えて使用中止

メソトレキセートを髄注(頭に直接ぶち込む)で使用する

・増悪の勢いがすごいからシスプラチンを量に気をつけて使用する


というもの。
メソトレキセートとシスプラチンは、初回の抗がん剤治療で使用していて、はやちゃんに効くことはわかっている。

しかし、両方ともはやにとっては大きな副作用が考えられるもの。

実際に、メソトレキセートははやの肌をボロボロにしたやつだし、シスプラチンは腎臓にかましてきやがったやつです。(お口悪いわねぇ)


でも、いわゆる脳幹という部分への転移。
このスピードで広がっているものを叩くのはこれしかない、と。

諦めるか、治療するか。

そんな二択、決まっているでゴワス。(語尾で誤魔化すのやめて?)


主治医の先生が、すごく言いづらそうに、すごく言葉を選びながら、伝えてくれているのがわかりました。(やべえ思い出してもNAKISOU)

そんな先生に私は、無慈悲な質問をします。(やめなはれ)

医療の専門家として、治ると思いますか?


先生はほんまに苦しい顔をして、

完治は難しいと思います

と言いました。


今までずっと「完治を目指します!」と言い続ける私たちに、希望のある言葉を、キラキラの未来の話をしてくれた先生が、

真っ赤な目をしてそう言いました。


ここで私たちも張り詰めていたものが、パチンと折れてしまったような感覚。

絶対思わんようにしていた「あー、、無理なんや」という感覚。


目の前で頑張ってるはやちゃんに対して、絶対に思ってはいけない"最悪な覚悟"をしてしまった瞬間でした。


そして翌日、さらに先生に時間を作ってもらい

・病気が進むとどうなっていくのか
・どういう風に何ができなくなっていくのか
・最期はどう迎えるのか

など、その"最悪な覚悟"を固めるような質問をします。

答える先生も、聞く私らも、なんも幸せじゃない時間です。(すごい重い空気感)

それでも、その時はそれがベストだと思っていました。事前に知って準備をしておこう、って。

何の準備やねん!!!!!(大声ブチギレ)


意識不明激焦り救急


そんなことがありながらも(というかあったからやろうけど)、なるべくお家で過ごせるようにと、

11/13〜14と外泊許可をくださいました!


お家で過ごすものの、やはり嘔吐はある。

さらには、病院に戻る14日には全然歩こうとしなくなります。

公園に行っても、歩かないし、座るのも怪しい。後ろで支えたり、抱っこしたり。

いざ、病院に行こうとすると、また吐いて、

左上を見てボーーーっとする。目の前で呼びかけても、指を鳴らしても反応なし。

そして、時間が経つとケロッと戻る。


こりゃ痙攣だ!急げ!!と急いで病院に向かいます。


そして車中で、また嘔吐。
目線はどこかを向いたまま動かない。呼びかけるも反応なし。

どうしたらいいのかわからず、病院に電話!!

「救急車呼んでください!!」と言われるも、すでに病院にもうすぐ着くってくらいの距離まで来ているのでそのまま向かうことに。

今私にできることはなんですか?!?!
っていう阿保みたいな質問をして(焦りすぎや)、

「吐いたものが詰まらないように横にして、声をかけ続けてあげてください!」と言われる。


めっちゃ焦りながら、チャイルドシートから下ろして、膝にゴロンさせて、声をかけ続ける。

「大丈夫やでーはやちゃーん、大丈夫やでー!!!」(もはや自分に言い聞かせてる)



すると、

スッ、と窓の開閉ボタンをイジイジし出すはやちゃん。


うおおおおおおおい!!!!
意識戻ってるなら言うてくれるうううう?!?!(安堵の涙)


無事意識が戻ったことを伝え、病院に着いたらそのまま救急受診。

脳波や CT検査をこなしたところ、やはり脳の痙攣だろうとのこと。

吐き気や、左手の動きが悪いことから腫瘍が原因の痙攣で間違い無さそうだった。



マジで焦った私としましては、次は落ち着いて対処したいと思った次第です。(次ないのが1番やけどな!!怒)


そのまま、入院でございます。

痙攣止めのお薬を入れてもらったこともあり、ケロッと落ち着いていました。(ホッ)



11月だけで1つにまとめたかったんですが、

ここからまたプチ手術したり(プチ整形みたいに言うやん)、おめめがアラアラなことになったりするので、分けることにいたします。


振り返りを書いてると、

「わー、こんな大変なことも乗り越えてくれたんか」とか、

「こん時に比べたら、今の症状なんて軽いもんやなあ」とか、

「こん時よりも親としてちょっとは成長できてるんかなあ」とか、

「あーこん時と同じことしてもうてるわ、あかんあかん」とか、


いろんな気付きがあるもんですね!!
ありがたい場だなあ。始めた自分にチューしてあげたいっ⭐︎(いきすぎた自己愛)


さあて、次回のはやちゃんは〜?

共同偏視ってなに?!〜こっち向いてよはやちゃーーん〜

です!うふふふふふふ!!!

プリチーな上に頑張り屋さんボーイ!!(大優勝)

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