機材紹介(Fender Japan Jazz Bass)
こんにちは。富山県高岡市をベースに活動しているバンドめるもんどでベースを弾いているおぎのです。本業はハンドメイドの弦楽器職人ですが、noteではめるもんどの活動をまとめて発信しています。フォローやスキをいただけると嬉しいです。
さて、先日「自己紹介というか、バンド紹介というか」で僕がめるもんど に加入したいきさつを簡単に書きました↓
「近所のハードオフで衝動買いした」ベースをきっかけにめるもんどに誘われたわけですが、もともとファンだったバンドに入ることができたというだけですでにその価値以上の役割を果たした(?)その機材について今回は書きます。
ふらっと入った近所のハードオフに吊るされていたフェンダージャパンのジャズベース、キズモノ特価で激安だったので店員さんに試奏をお願いしました。ネックの状態は悪くないし、音も出る。キズは気になるようなら後で自分で直せばいいし(気にならないので直していませんが)、ケースが付いてないけどまあいっかと思い裸のまま持ち帰りました。
最初はコロナ禍のステイホームでベースをちょっとやってみようかという軽い気持ちだったんですが、マエケンさんにめるもんどに誘われ、承諾したからにはちゃんとしなきゃなと思ったら急にそのいまひとつな出音が気になり出します。
先ずトーンを全開にした時のノイズが酷すぎて使えず、結果トーンを絞らざるを得ないからもこもこする。そもそも低音弦の音が細いような気がする、など。そこで改造に乗り出します。
本来なら音が良くない原因の切り分けをするためにちょっとずつ改良するところですが他にベースを持っているわけでもなく、めるもんどの即戦力にしたかったので電装パーツは総取り替えし、同時にノイズ対策のシールディングもしました。
ピックアップはカスタムショップ製に、ポットはCTS製に、キャパシターはオレンジドロップに、ジャックはスイッチクラフト製に交換。シールディング導電塗料はフリーダムカスタムギターリサーチの「ノイズヘル」を使用。
もともと付いていたパーツはこんな感じ
キャビティ(ピックアップやコントロールパーツが収まる溝部分)に導電塗料を3回塗り重ねました。
交換したCTS製ポットがもともと付いていたものよりもだいぶ大きい。実は配線完了した時に一度全く音が出なかったんですが、このポットのサイズ違いが原因でシールディングしたキャビティの壁に干渉してショートしていました。セッティングし直して解決。
結果としては、トーンを全開にしてもほとんどノイズが気にならないレベルになり(0から10までとても使える!)、出音も芯のあるジャズベサウンドになりました。スタジオでメンバー全員が気付いてくれるくらいで満足!
しかしながらここまで書いといて何ですが、実はこのジャズベはその後しばらくしてサブ機になります。その件についてはまた別の機会に書きますね。
今回はマニアックな記事になってしまったかもしれませんが最後まで読んでいただきありがとうございます!
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