味覚〜シトラス編〜


こんにちは わかきです。


先日開催したワークショップの振り返りとして綴りたいと思います。

内容は、

「味覚の共有会〜シトラス編〜」です。


いきなりですが皆さん!

コーヒー豆を買いに行った時、コーヒー豆の紹介をする欄に

「フレーバーコメント : レモン ライム はちみつ 」

などと書いてあるのを見たりしますよね。

僕のお店でもその様に書いています。


これは決してレモンやライムが入っているわけではなく

僕の場合、 " 例えるとするならば "という意味を込めて記載しています。


コーヒーは本当に色々な味わいが楽しめます。


産地によって味わいが変わる、

生産処理の違いで味わいが変わる、

収穫された年で味わいが変わる、

焙煎によっても味わい変わります。


エチオピア スケクト農園 2019/2020 ウォッシュトプロセス

これを見てどんな味わいなのかイメージすることはなかなか困難だと思います。

ただフレーバーコメントを見るとイメージしやすくなるのではないかと思います。


例えば

ミルクチョコとビターチョコ

どちらが甘くてどちらが苦いのか

イメージしやすいですよね。


レモンとマンゴー

どちらが酸味があってどちらが甘みがあるか

これもイメージしやすいですよね。


フレーバーコメントは味わいをイメージしやすくする為の情報なのです。




さて本題に戻りますが、

今回のワークショップの目的は

・バリスタ:的確な表現ができる様になる。

・カスタマー:好みにあったコーヒーをチョイスしやすくなる。

です。


今回は実際に果物を食べて、その果物の印象をディスカッションし

その後コーヒーをテイスティングし、またディスカッションを行いました。


今回はシトラスの4種に絞ってテイスティングしました。

参加者の意見も併せて共有したいと思います。

画像1


[ ライム ]

明るい・爽やか・弾ける・ジューシー・青い・力強い酸・刺激的・すっきり・フレッシュ・ 

[ レモン ] 

突出した酸・すっきり・ジューシー・ドライ・長い後味・溌剌

[ グレープフルーツ ] 

クリア・エレガント・酸と甘さのバランスが良い・穏やか・やわらかい

[ オレンジ ] 

甘さが強い・花のように華やか・ジューシー・落ち着いた酸・綺麗な後味


以上です。


例えばコーヒー豆を買う時に

Aのコーヒーがレモン

Bのコーヒーがオレンジ

と記載されていたら、

Aの方がしっかりとした酸が感じられて、

Bの方が酸もありながら甘さが感じられる

といった印象なのかとイメージしていただければと思います。

もし今後コーヒー豆を買う時の指標になれば嬉しいです。


次回はベリーかリンゴについて共有できたらと思います。


つづく


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