CTOになって1年

この5月1日でiCAREのCTOに任命してもらってから1年が経ちました。
この1年でiCAREの開発組織をより強くするため、そしてより魅力的にするために様々な努力をしてきました。
たくさんの人にiCAREで一緒に働く仲間になって欲しいですし、ひとたび仲間になってくれた人にとっては、ここで働くことが心から楽しいと思ってもらいたい、そんな一心で活動してきました。

この1年を振り返って

実際この期間にジョインすることを決めてくれた人たちは、経験年数にしろ趣味嗜好など様々にバリエーションありますが皆とても熱心でその人なりのやり方で既に様々に貢献してくれています。
この1年間の前半戦については、私にとっても入社早々に役割を与えてもらったというところで、どんなことをできるか、どんな方向性がみんなに向いているのか、それまでにこの組織を作ってきたVPoEのトシさんと毎日議論しながらいろいろと試行錯誤するという毎日でした。新任CTOとしてある意味で現場感を大切にして行動していた時期でした。
そして後半戦については、自社開催のEXPOで発表したり、資金調達に呼応してメッセージを出したり、組織の方向付けを行うというような、現場から一歩離れて戦略を打ち出すことを少しずつ意識して増やしてきました。社内外問わず、もっとメッセージを伝えていかねばならないと思っていたからです。
丸一年が経過したいま、直截に言ってまだまだです。メンバーからも、他の経営陣からも、求められていることをしっかり出来ているとは到底言えません。ですが、この後の1年ではさらに欲ばっていろいろなことをやっていかなければなりません。それに、ずっと私も含め仲間を支えてくれていたトシさんが会社の新しいミッションのためにDevチームを離れます。もう後がないのです。

次の1年をどうするか

この先1年でやりたいこと、それは大別して社外に向けた活動と社内に向けた活動に分けられます。
社外に向けた活動としては、iCAREがテックカンパニーである、少なくともそれを強く指向しているということをもっと広く知ってもらうことです。これまでのブログ記事をたくさん書いたり、述べ30回以上もMeetupを開催していたりといった努力としてきましたが、これをもっと強化します。
我々開発陣が社外に向けて積極的にアピールを繰り返すことは、それはそのまま我々のプロダクトであるCarelyを導入してくれているお客様への安心感にも繋がります。我々の「働く人の健康を世界中に創る」というpurposeの実現には、このプロセスが欠かせません。
社内に向けた活動としては、メンバー1人1人の技術力やモチベーションを高めること、そしてそのメンバー同士の結び付きも強めて組織力を高くすることです。入社早々から素晴しいチームビルディングをしてくれている開発リーダーがいます。QAEやOpsなど新設したチームも目覚ましい活躍をしてくれています。これをもっと支援していきます。
組織内部の総合的な技術力が向上することによって、Carelyの基盤もさらに強化していきたいと考えています。プロダクトも組織も、会社のフェーズの変化に合わなくなった箇所は作り替えていかなければなりません。
技術的に具体的に追いかけていくことについては既に別記事で取り上げていますが、徹底した仮説検証、強固なセキュリティ、迅速なデリバリー、どれも本気で取り組んで、その様を内外に発表していくことを続けたいと思います。
この1年でエンジニアの人数はほぼ倍になりました。もう1年でさらに倍になっているかも知れません。社外への影響力が強化されることが採用に繋がり、社内での体制強化策によって人数の増加以上のパワーアップを果たす。会社も急成長していく中で、個々人も急成長して欲しい、内部に向けても外部に向けても、積極的に変化していく様を見せていきたいですね。

一緒にやりませんか?

いま振り返って1年間あっと言う間だったな、と思うのですが、それ以上に2年目は駆け抜けるように過ぎていく気がしています。メンバーにもついてきて欲しいと願います。そして、一緒に走り抜けてみたい、という方はぜひともお声がけください。少しでも興味があったら我々とお話しさせてください。お待ちしています。



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