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HHKB買わないことにした話

こんばんは。
皆さんキーボードは何を使ってますか。
以前キーボードの記事を書いたときに候補に挙がっていたHHKBのキーボードをレンタルすることができたので、その感想を書いてみようと思います。

結論としては「HHKBは今は買わない」という結論に至りました。
レンタルをして使用してみたからこそ分かったことも大いにあるので、購入に悩んでいる人の参考になればと思います。

HHKBとは

以前も簡単に紹介したが、HHKBは静電容量無接点方式を採用した、高級キーボードです。
値段は何と3万6千円。
安ければ2000円ぐらいから存在する外付けキーボード業界の中でも最も高い商品の中の1つです。
その高い値段は決して張りぼてではありません。ある大学の教授がこだわりにこだわって開発し、打ち心地だけではなく、機能性、耐久性も最高の一品。

youtubeやブログなどで絶賛されているこのキーボード。その値段がネックで購入に足踏みしてしまっていましたが、2月16日からHHKBがゲオとコラボし10日間4000円でレンタルできるサービスを見つけたので、さっそく申し込んでみました。
借りたのは「HHKB professional Type-S 日本語配列 墨

見た目、デザイン

見た目は無骨でかっこいい。
黒のキートップに黒の文字なため、文字の刻印は基本的に気にならないのに、確認したいときはしっかりと見えるような視認性が残されています。
重さは500gぐらいでとても軽いのに、入力していてキーボードがずれるということもありませんでした。

サイズも14インチのノートPCのキーボードとほとんど同じぐらいの横幅で、大きすぎず、小さすぎず、ちょどいい。

値段と前評判通りのクオリティに安心しました。

機能・操作性

そしてHHKBといばその特殊なキー配列
普通のキーボードだとCapsLockがあるところにCtrlキーを配置し、さらにはFnキーを多用することで、余計なキーをとことん排除しています。

まず、Ctrlの位置はまさしく最高。
個人的にCapsLockキーを使いたいと思った瞬間などはなく、本当に無駄なキーと思っていました。そこにCtrlが来たことにきた。そうなると、各種ショートカットキーを使いたくなるのです。
タブを閉じるのはCtrl+W、タブの切り替えはCtrl+TABキー。noteで大きな見出しはCtrl+Alt+2。
使えるショートカットキーは元々あるのです。しかし、今まではそのCtrlキーの位置が原因なのか、あまり有効に活用できなかった。それがAの隣に来たことで、有効利用しようかなという気持ちになり、実際に使ってみると日々のパソコン作業が圧倒的に早くなったのを実感しました。

Fnキーは左の小指の付け根で押すことができ、慣れるとキーの少なさは全く気にならなくなりました。日本語配列ではネックになってる矢印キーもあるのも、違和感が少なくなった要因になっていると思います。

HHKB専用のソフトウェアを使用して、Fnキーを使用した組み合わせでのキー配置をさらに自分専用にカスタマイズしていくことが可能です。これも使ってみましたが、めちゃくちゃシンプルで分かりやすく、操作に困ることはありませんでした。

個人的には、Fnキーに慣れたら矢印キーがなくても全然普通に仕事できるな、という印象を持ちました。

特殊なキー配置にしてはいても、ここまでの使いやすさを残しているということが、高い人気を誇っている理由なのだと思いました。

タイピング体験

そしてキーボード選びの大本命はこのタイピング感。

結論は一言、スコスコスコスコスコ…!!!!!

youtubeやブログで言われているこのスコスコ感というものを実際に触ってみると、本当にこの言葉しか出てこないんだなと感じました。

静音性についても、オフィスでも十分に使用可能なレベルになっています。
テーブルパッドや吸振パットをHHKBの下におくと、さらに静かになるので、気になるような方はそちらもおすすめです。

タイピングも軽めで、全然力を入れずともしっかり反応してくれました。
遅延とかは正直よくわかりません。今まで遅延を感じたことがないので
評価が難しいのですが、ノートPCと全く同じように入力できました。

ただ一つ気になったところ、それはキートップです。
キートップの見た目はよいのですが、いかんせん今まではノートPC備え付けの薄いキートップばかり使っていたので、キーの高さが気になりました。
正直これはメカニカルでも、HHKBでも変わらない、完全に個人の問題だと思います。
指をスライドするとキートップの角に指の腹がこすれるというのを永遠とくりかえすため、長時間文字を打っているとなんとなく指の腹が痛くなってくるような気がするのです。
パームレストなしでずっと入力していたので、その影響もあるかもしれませんね。

触り心地もややざらざらしていて、ノートPCのキーにあるようなしっとり感に慣れている僕には少し違和感が強かったです。

結論 買わない!

そして、10日間レンタルをした結果、購入については見送ることにしました。

理由は、2つあります。
1つは、キートップの触り心地です。
指の腹へのダメージが、最初は気にならなかったのですが、ふとそれに気づいてしまってからはどんどん意識するようになってしまい、長時間の作業にはあまり使わないようになってしまったのです。
自分にはまだメカニカルやHHKBは早かったのかもしれません。

もう1つの理由はCtrlキーの配置を変えるツールをWindowsが公式に発表していたからです。
特殊なキー配置の中でも僕が最も良いと感じたCtrlキーの位置。これのためだけに購入するものいいぐらいに気に入っていたのですが、ふとネットで調べてみると、公式サイトの中にCtrlキー位置を変更するものを発見してしまったのです。
現在はそれを導入していて、あの無駄なCapsLockキーとは永遠におさらばすることができました。

おわりに

今回はHHKBの購入を見送りましたが、タイピングをする行為が好きな僕にとって、良いキーボード選びというのは非常に重要です。今後も、キーボードの沼にはきっちりはまっていきそうな気がしています。
今度はKeychronK8pro を使ってみたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。

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