コンテンツビジネス完全ガイドブック（上）

はじめに

いま私は一人で会社を経営しながら、デジタルコンテンツの企画・作成・販売を行っています。

電子書籍をAmazonで販売したり、メルマガでオンライン教材を販売したり、有料コミュニティを販売したり、コンサルティングサービスを販売したり、といった具合です。

これまで3000以上のコンテンツを販売してきたのですが、ある教材を販売したときは2日間で1,254,600円の売上になりました。

電子書籍もAmazonで毎日のように売れており、毎月アマゾンジャパン合同会社から5万円～8万円 の印税収入が口座に振り込まれてきます。

名前も売れていない一個人にも関わらず、初出版から3年で200万円を超える印税収入を得ることができました。

さらにこの電子書籍を読んで興味を持ってくださった方が、日々私のメルマガに登録してくれています。

1日10件以上の登録があります。

この日は調子が良くて19件の登録でした。

もしFacebook広告やGoogle広告でメールアドレスを獲得しようとすると1件1000円～3000円は必要になります。

それが1日19件。

つまり、これだけで19,000円～47,000万円の価値を手に入れていることになります。

デジタルコンテンツであれば作成経費もわずかで済みますし、リアルの在庫を抱える必要もないのでスペースに困ることもありません。

そして、インターネット上にアップロードすれば自動で売れ続けていきます。ネット上に不動産のような自動収益システムを作れるのです。

さらに、ファンを作ることも可能です。

先日は、ある起業家の方から「ファンになりました。」とメッセージをいただきました。

この方は4社を経営しこれまで15の事業を立ち上げてこられた方です。

グループ全体の年商４億。経営者としての実績も実力も私よりもずいぶんと格上。そんな方から「感動した」「ファンになった」とおっしゃっていただくことができたのです。

それに比べて、私は、有名なわけでもなく、派手な実績があるわけでもありません。会社を経営しているといっても個人経営ですし。ただただ、自分のステージでできることをやってただけ。

でも、そんな私のコンテンツが評価されたのです。

この経験は大きな自信になりました。私としては、コンテンツの販売実績よりも格上の人がファンになってくれたことのほうがはるかに自慢できることだと思っています。それにしても評価されることがこんなにもうれしいことだなんて自分でも意外でした。

いいコンテンツに人もお金も動く。

この意味がなんとなくでも分かっていただけたでしょうか。

ちなみに、私は自慢話をしたいわけではありません。無名の一個人でも売れるコンテンツを作ることができるということを理解してもらいたかったのです。

ぜひこのガイドブックを片手に売れるコンテンツを作っていってもらえたらうれしいです。

このガイドブックの特徴は？

では、コンテンツ作成の方法をお話していく前にこのガイドブックで学べることをお話しておきます。

まず１つ目は、コンテンツの作り方が学べるだけでなく、売り方まで学べてしまうという点です。いわゆるマーケティングといわれる分野ですね。

コンテンツを作って売るまでに必要な知識は網羅しています。

私のことを知ってる方は知ってると思うのですが、こんな電子書籍をAmazonで販売しています。

＝＞デジタルコンテンツを売るための６つの黄金法則

この電子書籍のレビューを見ていただくと分かるように、たくさんの高評価をいただいてます。

現時点の評価はこんな感じ。

「30万円の情報商材よりも参考になる部分がたくさんあった。」

「いろいろなノウハウ本や自己啓発本を見てきたが久しぶりにまともな本に出合えました。」

「有料コンサルを受けていろいろと試行錯誤してるときにこの本を見つけました。正直な話、この本を読んで実践すれば良いだけだと感じています。」

「コンテンツビジネスについて知りたくて、Kindleストア内の電子書籍をいろいろと読み漁っていましたが、完読できたのはこの1冊だけでした。他の多くの本と違い、書籍として成立しているというか。軽く感動してしまいました。」

こんな声がたくさん届いております。

1,200円で販売している本なんですが、有料コンサルよりも価値を感じてもらえる内容だと評価してもらえたのはうれしかったですね。

100万円を超えるような高額コンサルを受けたのに行き詰まってる人も多いですから。

そういう方々から見て参考になると言ってもらえてよかったです。

この電子書籍で公開している部分というのはキホンのキの部分に過ぎません。真に理解すればこの電子書籍だけでも十分なんですけどね。それだけ基本というのが大事なので。

ただ、具体的なステップの進め方と突っ込んだノウハウはこの電子書籍に書けなかったんです。

キホンのキを理解してもらうために、どうしても情報を絞る必要がありました。

その内、電子書籍でキホンのキを理解した方から、さらに具体的なノウハウを知りたい、何がいま足りなくて何をしなければいけないかの指針が得られる教材はないか。

そういった声が届くようになりました。

実は、私も30万円のオンライン講座を開いているのですが、みんながみんな参加できる講座ではありません。変な人に入ってもらっても困るので、一部のクローズな形での募集しか行っていないんです。

ではどうしたらいいか。

そこで思いついたのがこれさえやれば大丈夫というステップバイステップのテキストを作ればいいということでした。

ついでに、30万円の講座に参加してる方のテキストにしてしまおう。

そんな背景があって、このガイドブックを作ることにしました。

実践向けなので、無駄な話はしません。

コンテンツ作成＆販売のために必要なことだけをお話していきます。

このテキストの目次を紹介すると…

■概論
実践１：心構え
実践２：ジャンル選定
実践３：自分の棚卸し
実践４：戦略的思考
実践５：守破離
実践６：時間管理

■自分のリサーチ
実践７：頭の中の言葉を吐き出す
実践８：普段から感情を出す
実践９：やりたいことを書き出す方法
実践10：感謝の習慣
実践11：リソースを書き出す

■市場のリサーチ
実践12：売れる市場は決まっている
実践13：欲求、欲望、本能
実践14：リサーチすべき場所
実践15：売られる側の体験
実践16：ニッチの間違い
実践17：コンテンツの提供方法リサーチ
実践18：コンテンツの販売方法リサーチ
実践19：ニーズとウォンツ

■ターゲットのリサーチ
実践20：情報弱者を狙うべきか
実践21：初心者を狙うべきか
実践22：誰に教わりたいか
実践23：ターゲットのリサーチ
実践24：共感を得るには
実践25：2種類の志向性

■商品企画
実践26：ビジネスは問題解決
実践27：誰のどんな問題を解決するか
実践28：ビフォーアフター
実践29：メリットとベネフィット
実践30：ステップの設定
実践31：コンテンツの提供方法を決める
実践32：コンテンツの販売方法を決める
実践33：テスト販売のやり方
実践34：売れたら作る
実践35：相手の記憶を利用する
実践36：パッケージの重要性
実践37：セールスレター
実践38：意外性・新規性・具体性
実践39：ヘッドラインとリード文

■商品作成
実践40：WHAT-WHY-HOWフレームワーク
実践41：章立て
実践42：読みやすい文章、聞きやすい音声、見やすい動画
実践43：サポートを付けるメリット
実践44：セールスレターに反映
実践45：初心者はブログを活用しよう

■商品提供
実践46：プラットフォームで提供する
実践47：独自で会員サイトを構築する
実践48：文章コンテンツの提供方法
実践49：音声コンテンツの提供方法
実践50：動画コンテンツの提供方法
実践51：決済システム

■販売戦略
実践52：集客
実践53：教育
実践54：販売
実践55：アフターフォロー
実践56：価格の決め方
実践57：商品名の付け方
実践58：返金保証
実践59：売って感謝される
実践60：リストマーケティング
実践61：フロントエンドとバックエンド
実践62：上客に売る方法
実践63：レビューを集める

■初心者向けの実践ステップ
実践64：負荷の軽いものからやる
実践65：twitter×note
実践66：noteをいくらで売るか
実践67：ブログ×電子書籍
実践68：共感してくれる人を増やす
実践69：反応が自信になる

■テストマーケティング
実践70：PDCAサイクルを回す
実践71：売りたいものを売ろうとしてないか
実践72：本当にやりたいことをやれているか
実践73：コンセプトは目新しさがあるか
実践74：コンセプトの切り口
実践75：誰を敵にするか
実践76：プロとしての姿勢
実践77：話の一貫性
実践78：ストーリーで語る
実践79：自己投資について
実践80：抽象と具体のバランス
実践81：メッセージは一言に集約させる
実践82：解除を恐れない
実践83：堂々とセールスする

■集客
実践84：無料集客と有料集客
実践85：まずはLPを作成する
実践86：ブログ、YouTube、SNS、広告
実践87：Facebook広告とGoogle広告の違い
実践88：アフィリエイト集客
実践89：DRM
実践90：仕組みを回す

と、90の実践ステップについて解説していきます。

このテキストは上下巻に分かれており

（上）実践１～51
（下）実践52～90

となります。

上巻ではコンテンツを形にするプロセスを解説し、下巻では販売しながらコンテンツに磨きをかけるプロセスを解説します。

実践の仕方は順番にやってもいいし、つまみ食いをしてもらっても大丈夫です。

できるだけチェック項目を細分化して一人でも取り組めるようにしました。

読むだけで終わらずにぜひ実践してくださいね！

では、内容に入っていきます。