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災害に備え、こころのケアとヨウ素剤の情報

<災害発生中からできるこころのケア>

(熊本地震時に作成。転送歓迎)(熊本大学 石原明子研究室)
★災害発生時には、身の安全の確保を第一にしてください。
同時に、身の安全を確保しながら、災害発生中からできる心のケアがあります。後のトラウマ予防にもつながります。
【不安や怖さを感じるときのケア】
①自分抱っこポーズ :自分自身で自分の腕を抱えるように少し強め(自分が安心を感じられる強さ)で、抱っこする(写真1)。
②指つつみケア:片方の手で、もう片方の手の指一本を包み込んで少し強めに圧迫する(一般的には、恐怖へは人差し指を包むのが聞くといわれてはいますが、自分でやってみて一番安心できる指を。写真2)
★お子さんを安全な場所に誘導して、一人で待たせなければならないときなども、ただ待機するよりも、この「自分抱っこポーズ」で待機することが有効といわれています(ただし、無理にではなく。安心できるスタイルが一番です)。
★これらは、内戦地や災害地で、世界的にトラウマ予防・トラウマケア(ファーストエイド)で使われている方法のひとつです。
★熊本地震のときに、この情報を、熊本日日新聞や熊本市役所からも発信していただきました。熊本地震ではこの情報発信が一週間後になりましたが、ここでは災害発生中から活用可能な方法のみ発信いたします(災害から一週間後には、また更新します)
★ショックや不安のエネルギーは、ためないで出したほうが良いようです。怖い感情が体に残ったら、体をブンブン振るなどして(動物や猫が、ブルブルっとするああいう感じです)エネルギーを発散してみましょう。
★特にお子さん(もちろん大人もですが)は、泣くことは、怖かったエネルギーを発散する大切な反応です。避難所では他の方への配慮もあると思いますが、初期には、可能ならば泣かせてあげてください。子どものおねしょや赤ちゃん返りも、大切な自然な反応です★
作成:熊本大学大学院人文社会科学研究部 石原明子研究室aishi@kumamoto-u.ac.jp
※上記をPDFにまとめたものを下記からダウンロードできます。htps://drive.google.com/.../1f11-X5xnIX.../view...
もう少し長期の子供の心のケアのリンクも貼ります。https://www.savechildren.or.jp/.../download/PFA_191003.pdf 
熊本地震のときの一週間後の心のケアの資料も掲載しておきますhttps://drive.google.com/.../14uR2Q6cYJc4jpNGaXFq.../view...


オンライン「安定ヨウ素剤配布会」録画視聴お申し込みについて

(NPOみんなのデータサイト)
https://minnanods.net/blog/entry-1678.html
(前略)安定ヨウ素剤を入手されたい方向けに「みんなのデータサイト通販ショップBASE」から動画視聴と資料一式をお申し込みいただけるようにしました。
こちらからお申し込みいただきますと、録画視聴のためのURL、視聴後に申し込みに必要な問診票等の書類、送付先の住所など必要な情報一式が収納されたPDFをダウンロードできます。
https://minnanods.thebase.in/items/67213798
(BASEでのクレジットカード決済が難しい方はみんなのデータサイト(minnanods@gmail.com)へお問い合わせください。ゆうちょ振り込みによるお申し込みをご案内します)
必ず動画を視聴いただき、内容をご確認の上、問診票、承諾書、申込書等必要事項を記入してお送りください。
なお、安定ヨウ素剤は、書類到着後、受付リストと照合→問診票チェック等を経て調達してからお送りします。
お忙しい中、勤務外のお時間でしていただきますので、安定ヨウ素剤をお送りする作業は月に1回程度の頻度でしていただいていますので
ある程度お時間をいただきますことをご理解ください。
ご不明な点がございましたら、みんなのデータサイト までお尋ねください。 メール minnanods@gmail.com

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