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マンガと動画でよくわかる!上から目先生が教える「滑りそうなフットホールド攻略」

上から目先生とは、いつも上から目線で厳しく、時にまじめにおぶざけして(?)ボルダリングを指導してくれるプロクライマー尾川とも子のSNSでたびたび登場してきた四角めがねをギラつかせている先生です。コスプレが大好きでいろんなキャラに変装してレッスンを行っています。

*アシスタントの、ぼる子ちゃんが見つかる前のお話です。投稿順が逆になってしまいました・・・。

滑りそうなフットホールドとは?

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『滑りそう』なフットホールドとは、斜めに取り付けられた平らな箱のホールド(ハリボテ)や丸いホールド、つるつるとしたホールド、このようなホールドに足を置いて登ろうとすると、滑りそうで怖さなどで力がうまく入らず、次のホールドか取りにくくなります。

基本的なフットホールドの乗せ方『点』と『面』

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滑る、滑らないに限らず、ボルダリングの足の置き方は大きく分けてこの2種類です。

点の乗せ方に対して面で乗せることを『スメアリング』と呼んでいます。

他に、シューズの頂点から少し外れた左右の端を乗せる『エッジ』、かかとを乗せる『ヒールフック』、足の甲側で押さえつける『トウフック』などあります。

今回はマンガに描かれた基本的な2つの乗せ方でレッスンしましょう。

滑りそうなフットホールドは直角方向に乗せる!

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ホールドの乗せる面に対して直角方向に力を意識して乗せてみます。そうすることで、シューズのゴムの摩擦を最大限生かすことができます。

厳密に直角でなくとも、直角に乗せる意識だけでも覚えておきましょう。

『面』で乗せながら『点』で乗せていく

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面で乗せるメリットは最大摩擦で滑りにくくなりますが、デメリットは、次のホールドを取る時に、距離が出しにくいことです。

そこで、最後まで滑らないように『面』でフットホールドを押さえこみながらも、蹴る力を最大限生かすために『面』で乗りながらも『点』の乗せにしていきます。

『面』乗せのトレーニング方法

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『面』乗せにより、滑らない力を発揮させるには、足首が上下に動く柔軟性が必須です。そして、その足首の柔軟性にはふくらはぎの柔軟性も必要になります。足首の上に向ける可動域を階段のトレーニングで。下に向ける可動域を正座のまま寝るトレーニングで行いましょう。トレーニンググッズも売っていて、足首の角度が調整できるものがあります。

『点』乗せのトレーニング方法

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『点』の乗せ方は摩擦も減って滑りやすくなります。その時気を付けるべきことは、『点』のなった最後まで足の先を意識しておくことです。そのためにはしっかり足裏の筋肉を使って握りこむトレーニングをすることです。

身体を壁から離す

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壁から少し身体を離すと、うまく直角方向に押さえ込むことができます。

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しかし、壁から身体を離すと、距離が出しにくくなってしまいます。

架空のボルト穴に乗ってみる

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そこで、『面』で乗りながらも『点』で乗る実践方法です。架空のボルト穴に親指を入れて握りこむ意識をしてみましょう。

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感覚をつかむために、実際のボルト穴に乗せる練習をしてみてもよいでしょう!

ボルダリングは滑らないように持ったり、踏んだりできればいおしまい、ではありません。滑らないようにしながらも、次のホールドを狙いに行って、保持するまでが勝負です。

そのために滑らない『面』乗せと次のホールドを狙いに行く『点』乗せをうまく連動させて、攻略していきましょう!

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最後に、見本解説動画をご覧ください。





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