残念ながら、アリと同居している。2

まさかこのタイトルにナンバーがつくとは…
毎年アリと同居するのだろうか。

しかし今年は万全の対策を取っている。
蜂蜜やシロップ類は冷蔵庫の中にあるので、アリは列を成すほど増えないだろう。

隣人のベランダから家に向かって、別のアリが列をなして入っていくのが見えているのが気になるが、まあ、こちらに出てくるまでは様子を見たいと思う。
軒下に何かあるだけかも分からんし。

去年の今頃と違う事、何かあるだろうか。

あ、下駄を買った。
うすらカビだらけだったのを漂白して、スプレーで黒く塗って、ウレタンニスで漆塗り風に仕上げた。
履き物は黒が好きなのだが、人生で初めて履く下駄など傷だらけになるに決まっているので、本格的な漆塗りに手を出すのはやめた。
履きおろし初日はとにかく上手く歩けなくて大変だったが、下駄屋の動画などを見て最初はこんなもんだと思ったりした。
下駄は削れていくのだが、それで初めて足に馴染むようだ。
あと鬼太郎のようにカラコロ言わすのは行儀が悪いらしい。

しかし!現代の舗装道路に対して作られた履き物ではないので、歩き方の文化に誤差が出ている。
というのがオガワが下駄を履いた感想である。
特にスーパーなどに入ると、普通の歩き方だと毎秒1mくらいの高さから60×60×300mm角材を落としたような、「騒音」らしい音が出る。
まだカラコロいわせている(踵の歯を引きずる歩き方)方が周りの目は優しい。
これはオガワの下駄がまだ新しく、爪先が地面から1番離れているから騒音が出るのだが、だんだんつま先の歯が削れてくると音は小さくなってくる。
待てないが。
スーパーの特売は毎月訪れるのだ。

なるべく早く削れて欲しいので、外出は雨でない限り下駄にした。
足元が涼しくて割と好きだ。
また、コンクリートを歩けば早く削れる。
靴の時とは歩き方が違うので、なかなか面白い。

2024.07.21  追加
下駄はあまり音がしなくなった。だいぶ削れてきたので。
慣れてきて、下駄で自転車を漕いでいる。ペダルが歯の間にはまれば結構楽勝である。
サンダル並みに足が楽だが、少し背丈をかさ増ししてくれるところがやはり良い。
この夏は快適に過ごせそうで嬉しい。

2024.09.18 追記
なんだか脱げやすくなった。
自転車に乗る時2回ほどすっぽ抜けてしまった。
鼻緒が先に緩んできたらしい。
うっすら指が痛かったのがなくなって喜んでいたが、もうそろそろ締め直さなければ。