本『「繊細さん」の本』
2024.06.05 上記観測。
オガワ、この前IQテストを受けてカウンセラーとのパイプが繋がったので、自己理解がてらADHDとASDについて話を聞こうと思っている。
ずっとADHDやASDについて知りたいのだが、どれを読めばいいかわからなくて学びあぐねているのだ。
YouTubeの当事者動画ばかり見ているが、定義が曖昧で信用できない。
と、ここでADHDやASDについての本を1冊も読んでいないという事実に気付いたので、なんでも良いから本を読むことにした。
そこで手に取ったのがこの本である。
オガワの「調整」は大体合っていること、
生活に調整をかけない人間が、オガワの思うより多いかもしれないということが分かった。
基本的には感覚過敏の話で、感覚過敏はADHDの代表的な症状のひとつである。
オガワも、子供の頃は音や光に敏感な人って「よく分からなかった」。
しかし中学の時、ずっと耳を塞いでいる生徒と同じクラスになってから、「音に敏感すぎる人」というものを間近に見るようになった。
彼はいつも怒っているように見えた。
教室がうるさくて、そのうるささを生むクラスメイトが忌まわしくて仕方の無いような顔をして、休み時間ごとに教室内の人間を睨みつけたあとに出て行っていた。
当然、彼は周りにあまり好かれなかった。
彼はいつも怒っていたし、彼も自分を苦しめるクラスメイト達は嫌いだったと思う。
話しかけても「なに!?」と言っていたのは、本当に雑音が大きい中で話しかけられている感覚があったのだと思うし、それに合わせてこちらも大きい声を出していたので、なんか、お互いに喧嘩腰というか…とにかくストレスの大きいコミュニケーションだった。
また高校時代、オガワはイギリスにホームステイをした。
英語はてんで上達しなかったが、ひとつ分かったことは「オガワは気温25度が1番過ごしやすい」ということである。
イギリスは、夏でも日中は25度の日がずっと続くのだ。
日本では考えられなかった。
暑くて疲れるので、日本には「夏バテ」を身近に感じていたが、イギリスでは元気だった。
オガワは日本の四季というものに体調を左右されている可能性のようなものを強く感じた。
夏バテは「仕方のないこと」ではなかったのだ。
上記の体験で、オガワはたまたま運良く、「人間は器官が敏感すぎてもコミュニケーションに不具合が出る」と、「外的環境の調整により体調は良い方に保てる」を感じる機会を得られた。
しかし、やはりこの本だけではオガワの役には立たない。
それは今オガワがADHDとASDについて知りたいと思っていて、HSPが直接関係ないからかもしれない。
参考文献に「大人の発達障害」と書いてあった。
これをキーワードに検索してみようと思う。