映画『ザ・クリエイター』

2023.11.08上記観測。

骨伝導で内緒話をするロボット というシチュエーションが人間の内緒話とほぼ同じ構図になる(耳元で囁いている)になることにできそうで嬉しかったが、人間に伝わらないのでやめた。

上の文章は、映画を見てオガワが考えたこと。
まあまあ手が込んでいたし、演者が豪華だったので見れたが、正直そこまで良作ではない。
アバターの最初のやつを、こう、ナヴィをAIロボットにして、侵略地球人をアメリカ人にした感じの映画。
今浦沢直樹のプルートがアニメ化しているのだが、そちらの方がロボットの解像度が高い。
まあアバターは宇宙人に対する解像度とか無いから成立したのだが、今回は、「ロボット」が実在するから解像度があるのだ。題材が難しかったかもしれない。

シナリオはそれなりにちゃんとしていたと思う。
1番大事な伏線は回収していたし。

まあでもアバターがあるからもういいかなとは思う。ドラゴンが出てこないしな…
オガワはロボットよりドラゴンが好きなのだ。

ロボットが人間みたいに動いているのが好きな人は見たら良いと思う。
渡辺謙の仲間が、見た目めっちゃロボットなのだが、酒状のものを飲みながらエッチなダンスを踊る女性のような体型のロボットのホログラム眺めてるシーンがあるため。

オガワ、ああいうシーンに疑問を感じる。
酒も女もロボットのためのエロにはなり得ないと思っているので。
最初の文も「ロボットにとってのエロとは何か」を考えていた時に思いついたことの一部である。
耳元で囁く、って動作的にエロいよね。

ロボット特有の所作が、人間に近い時ちょっと嬉しくなる、という性癖のあるオガワなので、そういうのが好き。本作にはそれが無い。

お話は1番大事な伏線が綺麗に回収されているのでそこそこ好き。
それも多分、シナリオの構造的な美しさが好きなだけで、じゃあ取り上げているテーマに矛盾は無いか?というような採点はしていないので、なんか変だとはちょこちょこ感じて見ていた。

カドクラが「よくできていた」と言っていたので、そこそこ期待していたが、この程度かという感じがある。うっかりした。カドクラはロボットが好きなのだ。
オガワがアバターを絶賛する理由と同じ感じで本作を評価している可能性が高い。調整する。