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「日常」は幻想

みなさん漫画は読みますか?

僕はチ。という漫画が最近のお気に入りです。

どんな話かというと、

「15世紀のヨーロッパを舞台に、禁じられた地動説を命がけで研究する人間たちの生き様と信念を描いた」フィクション作品(wikipediaより)で、

地動説とは、「宇宙の中心は太陽であり、地球はほかの惑星とともに太陽の周りを自転しながら公転しているという説」

で、この時代に信じられていたのが

天動説(=地球が宇宙の中心に静止し、他のすべての天体が地球の周りを回っているという説。)でした。

この中で、ある研究者が地動説の立証が完成したと仲間に伝えるシーンがあるんだよね。

そこで「たった今、この瞬間にも、我々は、動いている」

というセリフがあってそのシーンがめちゃくちゃ好きなんだけど、

ある時、そこから言葉とイメージが浮かんできて、なるほどなって思ってメモ取ってたんだ

===

我々は物質的に、同じ箇所に留まっていることは一瞬たりともない

常に我々は、動き続けている

だが、世の大半は、

この事実に気付けない

同じことを繰り返している、と思うこと

これ自体が幻想だ

宇宙は常に新しい座標を提示している

我々はどの瞬間も新しい座標で新しい行動を生み出し続けている

===

僕もたまにそうなるけど、

判を押したような日々を送っているなと感じている人って結構いると思うんだよね

でも実は、それって自分の視野で感じる世界の話で

宇宙とか地球規模で見たら

地球は自転してるし(およそ時速1700kmで!)

太陽の周りを公転している(およそ時速108000kmで!!)

その太陽系も銀河系の中を移動していて(およそ秒速217kmで!!!)

銀河系も宇宙空間を運動していて

さらに宇宙自体もビッグバン以来、膨張し続けている。

つまり、たとえ家と職場の往復しかしていないと感じている人がいたとしても

宇宙くらいの広い規模で見たら

その家と職場の位置すら常に移動し続けてるってことだよね

僕らは1秒たりとも同じところにはいない

新しい一歩を踏み出したくてヤキモキしている人へ

宇宙は常に新しい座標を提示しているよ

真理というものがあるのなら

この地球の運動のように

あなたも、昨日とは少し違う新しい行動を取ることが「自然」なことじゃないかな?

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