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オガターw-inds.と向き合う(前編)

ここに綴る文章は1人のオガターが未練タラタラに何の纏まりもなく、一度吐き出しておき蓋をした気持ちを出して何の配慮もなく自分語りしかしないものなので何の得にもならないし、もしかしたら傷を深くしてしまう可能性があるので嫌な予感がしたら速攻で閉じて欲しい。とにかく限界が来てしまった。嘆かせて欲しい。

脱退という衝撃すぎる文字に向き合ってしまったら消えてしまうんじゃないかと認めたくなくて、発表から違うことに意識を移してそれなりに笑えていたし日常は過ぎていくのでまぁそんなものかと納得していたら先日から見事やばめに体調を崩している。現実逃避なんて出来るものじゃない。


推しの脱退から気付けば18日が経過していた。早いのか遅いのかわからないが、なぜ今回向き合う事にしたのかというとw-inds.の後輩Fairiesが活動停止を発表したからだ。

ライジング恒例の「大切なお知らせ」を今まで何度目にしてきただろうか。スパンがおかしい。発表を持って活動終了という文字の羅列からリプライにはせめて最後にライブをという切実なフェアラーの声で苦しくなってしまった。

そしてこれは他人事じゃなくて自分事じゃないかと、1番大好きな推しが今居ないじゃないかと逃げてきた事実をいよいよ実感してしまった。

ここからは とあるオガター歴16年の思い出話をただただ、綴りたい。一度は呟いた内容もあるけれど、16年間自分が好きな人が表舞台から居なくなってしまった現実を受け止める為に共感とかは一切いらない、自分の為に勝手に語る。


私は何事もアンチから始まり好きになる厄介タイプのオタクだ。時系列が合っていれば2003年、中学3年生の時幼なじみで親友のAちゃんがw-inds.にハマっていた。ちなみに涼平ファンである。Aちゃんとは家がとても近くダッシュでいけば1分足らずで遊びに行けるのでアポなんてなしに隙あらば毎日のように遊んでいた。

私の目的はAちゃんが飼っている猫をモフモフしに行く為である。インターホンを一応鳴らして玄関を開けると必ず聴こえてくる音楽がある。

「SUPER LOVER〜I need you tonight〜」

しかもPVを流すのではなく


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ライブDVDが必ずかかってくるのだ。

「おじゃましまーす」と言ったタイミングで、こちらのライブDVDを大きなTVで爆音で流してくるのだ。オープニング一曲目が上記のSUPER LOVERなのだが、ライブ版だとボーカルの慶太が冒頭の台詞をかっこつけて登場するのがAちゃんにはたまらないらしく用意周到に毎日見せられていた。

しかしまだ私はw-inds.が嫌い期で慶太の声がボカロっぽく苦手だったし、何よりロン毛が地雷だった。後の1番推しになる人をロン毛が理由で嫌っていた。涼平に関しては感想すらないひどいアンチ野郎だ。2003年当時の流行といえば「あいのり」ブームで明日への扉やロードオブメジャー、ケツメイシにHY。

どれも思い出の曲とエピソードはあるのだが、w-inds.なんて眼中にないくらい当時はまっていたのがこちらである。


そう、はねトびだ。お出かけルミネで地元に吉本芸人が来たのがきっかけでそれはもうどハマりした。中学時代、目立ちたがり屋でなんでもやりたかった私は卒業文集に「NSC」に入ると書いてあるし、コントを考えたり芸人の夢しょ(ry えっと...とにかくハマっていた。



もちろんWEST SIDEにもはまったし番組企画でGB(芸人バンド)もはまった。足跡は名曲だと今でも思う。



こうなってくるとw-inds.なんて眼中にない。いくらAちゃんが学校で休み時間になる度に手紙を書いて渡してw-inds.の愛を語られても、こちとらお笑い愛で手紙を返す他ない。田舎のチャリ通で片道30分の道のりを毎日w-inds.の話をされてもまるで入ってこない。

それでもAちゃんは策士なので次にこれを持ってきた。



「元気ダッシュ」


というランディーズもキングコングも出てこられてはスルーできない。録画されたものを見てAちゃんはLeadにもハマっていたので、元気ダッシュを通して少なからず自分の認知にw-inds.とLeadが確立されて行った。

そして高校生になり2004年6月13日、ライジングオタクを踏み出す運命の日がやってくる。前日の夜泣きながらAちゃんから電話がかかってきた。

「Leadのライブドタキャンされた。明日なのにどうしよう...」

Lead初の単独公演らしく、ずっと楽しみにしてたみたいでボロボロに号泣してるAちゃん。とりあえずライブは昼間開始なのでチケットも勿体ないし

「じゃあLeadのライブ終わったらルミネ行ってくれるならいいよ!」とクズ丸出しの返答で初めて音楽のライブを見る事になった。

場所は日比谷野外音楽堂。初めてのライブでしかも野外、屋台も並んでお祭りみたいだった。そこで経験したことのない爆音で現れたLead。楽曲も知らないし白を基調としたメンバーカラー青、赤、オレンジ、緑の4人はすごく刺激的だった。


その日は敬多の誕生日でもあり聞けば同い年ということで、現場に行ったが最後。w-inds.より先にLeadにハマった。ライブが終わってルミネに行ってお笑いと新喜劇を見て翌日はVISION FACTORYの会員登録完了である。

こうなれば話は早い。1stツアーを控えたLeadと共にw-inds.の情報も自然と入ってくる。

Aちゃんは最終手段というばかりにこのアルバムで聴いて欲しい曲があると真剣な面持ちで渡された。

聴いて欲しい楽曲は「Dedicated to You」この曲が泣けるから絶対に聴いてと言われてしまった。

まだ若干の抵抗を残しつつも、そのアルバムを受け取りAちゃんに聴いて欲しいと言われた曲を無視してアルバムをランダム再生した。

そしてw-inds.で初めてちゃんと聴いた曲がこちらである。

「空から降りてきた白い星」


これが自分にとって運命的な出会いだった。w-inds.ってこんな楽曲を歌うのか。なんて幸せな曲でメロディラインが綺麗でコーラスが心地良い。感動してすぐさまAちゃんの家にダッシュしに行ってアルバムがやばいと告げた(まだDedicated to youは聴いていない)

Aちゃんは聴いてくれたのが相当嬉しかったらしく、高校ではジャニオタしか居ないなか私がハマったが最後色んな曲を一緒に聞いて、カラオケに行って、一緒にライブに行くようになった。

青春の1ページを少し載せてしまおう(※顔出し注意)


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高校生時代。プリクラと手紙が大量にあるのだが引っ越しの際に色々なくしてしまった。

Leadのリリースイベントがあれば深夜3時に起きてZeppに向かい、夏のツアーは私が赤点常連者だった為補修を受けてから制服で会場へ向かう。遠征は夜行バス。帰りは疲れて新幹線。なんとw-inds.と同じ車両の時もあった。迷惑をかけまいと後ろにいるw-inds.の前の席でAちゃんと長野から東京までDSして爆睡した。修学旅行の次の日には学祭2daysいった。

とにかく生活の基準が風炎導。そんな資金どうやりくりしてたのかAちゃんはバイトを必死に、私はバイト禁止で家が嫌いでほぼAちゃん家に居た。母親が私の影響をすぐ受けてくれるので親のコネを使いまくった。正に外道。

そんな日々が楽しかった。



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高校卒業後Aちゃんは専門学校、私は就職。安室ちゃんとYUKIにもはまったけど、時には暗黒のマルチにハマる黒歴史もあったけどw(本当は笑えない奴〜っ🖕)

何をしてても着地点はw-inds.

そんな日々を16年繰り返してきた。 ここまで書いただけでも省略部分がありすぎて、そりゃあ受け止めるって容易いことじゃないなとわかった。

タイトルに前編とは書いてあるけど、一つ思い出すと関連で出てくる思い出がありすぎて消費エネルギーが半端ない。

後半は書かないかもしれない。これはcrewのうち1人のエピソードに過ぎなくてそれぞれ大切な人思い出がある。

オチもない話をここまで読んでくれた人が居たならありがとう。笑

緒方くんにひとつだけメッセージを送れるのなら「エベレストは挑戦しないで」かな。