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Timelessはもっと評価されるべき




突然ですが推しを額縁に飾りたいと思った事はあるだろうか
共感するオタクは多々居ると思う 

それを体現したツアーが2014年w-inds.Live 「Timeless」である。

毎年アルバムをコンセプトにツアーが開催されるのだが、まず2014年に発売したアルバムのジャケ写を見てほしい。

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このグループ、強い。


A版、B版は芸術を極め、FC版は美の暴力である。
フェイスペイントが好物なのも加え圧倒的な強さ、
そしてアルバムの楽曲がとにかく素晴らしいので聴いてくれ。

前置きが長くなってしまったのでさっそくこのツアーについて存分に書いていく。

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セットリストを見てまず感じるのが、2004年ツアー選抜曲が多い。

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「move your bady」「whose is that girl?」
「so what?」「Find Myself」の大盤振る舞いだ。
w-inds.1番のやんちゃ期なのでこちらも機会があれば見て欲しい。

1.Do you Action

初日に行ったのだが、セットを見た時に雷に打たれたような衝撃を受けていたら、本当に雷に打たれてしまった。
会場に大きく響く雷音にはガチでビビった。そして大きな額縁がステージに置いてあり、額縁から何年保管されてたかわからないw-inds.が登場した。
何回観ても痺れてしまう。

3.Good Time

全てを白を貴重とした衣装、楽器にワクワクが止まらない。さぁ最高のショーの始まりだと照明が明るくなり、ダンサー含め白のマイクスタンドを使い軽やかに踊る。


4.move your bady

序盤にしてこの楽曲が来るなんてずるいとしか言いようがない。会場のボルテージも一気に上がる。
2004年のアンコールでは歌うことを放棄し「ヴォイ!!!」と拳を突き上げ叫び散らかしたのが懐かしい。そんなパーティチューンを持ってこられたら上がるしかないでしょう!

5.Find Myself

ちょっとw-inds.さん勘弁して欲しい。更に上げてきてもう既にギヴ!と言ってしまいそうになる。
歌詞に共感するcrewが多数居る支持曲
2014年のw-inds.はそれを大人の色気で余裕がある。

6.ジレンマ

殺す気か!?正気か!?
慶太の咳払いから始まり千葉さんのあの高速ラップ
この曲を聴けるなんて!
バンドアレンジがかっこよく最後の慶太のフェイクに酔いしれてしまう。

9.夢で逢えるのに〜Some times I Cry〜

このツアーで初めてあのファルセットを聴く時、なぜかとても緊張したのを覚えている。
後半になるにつれの(来るぞ.......)感 涼平と龍一はひたすら慶太を引き立て曲の世界観にどっぷり浸からせてくれる。
そして初めて聴いたあのファルセットは一生忘れられない。絶対に生じゃないと伝わらない。バラードが終わってお決まりの拍手をするのではなく気付いたら感情より先に拍手をしてしまう。魔法の一曲だ。

11.K.O.

ダンスコーナーから一変、衣装も変わり言わば戦闘モードに一変。龍一のターンである。ボクシングの入場曲を連想させるこの曲は龍一にとても似合っている。

12,so what?

一瞬の油断も許されないのか。こっちがso what?
涼平初期の喉に負担がかかりそうだったラップも今やお手のもの。涼平の歌唱力の上がり方はKTに隠れがちだが、相当の変化がある。昔は単調気味だったのも龍一より実は憑依型で一曲一曲の表情の変化が怖いくらいだ。

13.Crazy for you

もう勘弁してくれ...オタクのライフポイントは限りなくゼロだ。2007年Journeyから選抜曲。何よりバンドアレンジがバチクソにかっこいい。
歌詞を拾いながら『グラス飲み干し』でグラスを飲む仕草、『大胆なフォルムのマーメイド』で女性のフォルムを表す振りを2014年の色気でやるのはあまりにもセンシティブ。もっとやれ

16.You are...

w-inds.×椅子=最強 という方程式がある
そしてYou are...は会社の上司と部下の恋愛をテーマにした歌詞で大好きな楽曲である
つるつる滑る長椅子に座ったり交代したり、ダンサーとの演技が面白い。とにかく楽しい
2009年ツアー「SWEET FANTASY」でもダンサーがツルツル滑って書類落とす演出が面白いのでぜひ見比べて欲しい。

19.Feeling U

この曲を聴くほどなぜか泣きそうになってしまう。
本当に三者三様幸せそうな表情をしている。
『恋をしよう』で小指を立てる慶太に恋をしてしまう。三人の歌声の相性って奇跡でa波が止まらない。

バンドメンバーもいつメンのトビー、ササポン、おーくぼちゃんが居るのがまた多幸感を引き寄せる。

21.Moon Clock (アンコール)

定番のForever MemoriseではなくカップリングのMoon Clockを持ってくるのが憎い選曲である。

私はTimelessツアーが1番大好きだ。少しでも興味を持ってもらえたら嬉しい限りである。
w-inds.はライブの最後に必ず「また来年」と約束を交わして19年果たして来た。

今、緒方龍一が脱退というcrewにとって悲しい感情が大きいけれど、ステージで発して来た言葉に嘘偽りはないしどんな形であれw-inds.を20周年に連れて行こう。

未来は何があるかわからない。少しの希望を持って今までw-inds.がくれた宝物を糧に頑張って行こう。