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メリー号はもう直せない


絶賛ネガティブ期なよすがさんです。タイムラインにも配信にもインスタ更新全ての情報に感情が無である。何か呟こうとしたけど異質感が増してnoteの心地良さに気付いた。そんな自分だけ落ち込んでますアピールしたらきっとルフィに「辛いのはお前だけじゃないんだぞ」とキレられるでしょう。

ONE PIECEのラインスタンプの一件でモヤってたくせに何となく読み返したら、少し重なる部分があったので、w-inds.をONE PIECEに置き換えながら少し綴るので苦手な人は注意してほしい。


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出典ONE PIECE 第331話「大喧嘩」より引用


20周年の目標はONE PIECEで例えるなら最終地点ラフテルなんだと思う。

w-inds.crewというだけあって今までいろんな場所を航海して来た。目的地が同じだからこそ好きな事や得意分野を伸ばして遊んだり時には躓いたりそこから変化して強くなってきた。


緒方龍一は隠すことが得意で誰も気付けない




緒方くんは結構な頻度で怪我をしている。時には笑えないレベルだったり後日談で後から知ったり、登山やサーフィンが趣味なのも、常人より趣味で括れないレベルで逸脱しておりリスクが多いのも原因の一つだろう。

crewの中で1番印象に残ってるのは、やはり2008年代々木体育館でのライブリハーサルで靭帯損傷したにも関わらず痛み止めを飲んでライブを決行したことだ。


会場のアナウンスで「メンバーの一人が怪我をしており」と流れcrew達が一斉にどよめいた。予定から1時間押して開始直前にお偉いさんがステージに上がり、怪我をしたのは龍一で靭帯損傷をしたこと、それでも本人の強い意志によりライブをやるということを告げられた。

結果で言えばライブは無事にやり遂げた。序盤こそは庇ってるように見えたが始まってしまえば怪我を感じさせないステージだった。アドレナリンが出ていたのもあるかもしれないが靭帯損傷といったら相当な痛みで動くことすら到底無理だ。

そこに周りを心配させたくない龍一の性格が出たんだと思う。代々木体育館という大きな会場を自分のせいで中止にするなんてどんな怪我でも耐えられなかったと思う。


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緒方くんは台風になるとサーフィンに出かける傾向がある。最初こそ皆心配していたが、段々恒例になってきていつしか緒方くんらしい事になっていた。



一人でマイナーな場所で登山をするのも、荒れた天気でサーフィンをするのも今思うと一種の自傷行為の様に見えてくる。

ウソップが壊れていくメリー号を修理していくように、緒方くんにとっての心の修理が命を感じられる自然との触れ合いだったのかもしれない。



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出典 ONE PIECE第351話「"クラパウダーマン"」より引用


明るい人ほど周りは本当に気付けない。推しと重ねてしまうのが申し訳ないのだが、社会人デビューした時に同期が次々と辞めていった。異動がある職場だと同じ仕事内容でも一から人間関係を作るのは、なかなかにしんどい。

2年目に入った時、初めての人事異動があって新人も通じない環境に負担を感じていた。休憩時間が気まずくて溶け込めないので猫を被って寝たフリをしたり、長くて忙しい一日を過ごす日々。そこでまた同期が一人辞めて私は本社に呼び出された。

入社からお世話になってる人達で新人ケアも決して悪くなかった。だから余計に同期が辞めるのが本社の中で問題視され、なんで皆辞めてしまうのか相談された。自分が話す側だと思ったら逆だった。笑

会議室で人事や上司から言われたのは「よすがは大丈夫だよね」という一言だった。

その一言で「あ、もう頑張れない」と直感的に思った。三年目に入った時私は退職願を出した時、人事の人がかなり驚いていた。

逸脱してしまったが、緒方くんは自分が想像する遥かに抱え込んで居たのかも知れない。悟らせない性格から誰も予想出来なかったように、ウソップが懸命にメリー号をいくら継ぎはぎ修理しても根本がダメになってはじめて皆が知る形となってしまった。

緒方くんがまるでメリー号の様に書いてしまったが、緒方くんはメリー号ではない(当たり前)

何がきっかけで変わるかなんて本当に未知の領域である。メリー号からサニー号にする必要もないわけで近いようで掴みどころのない秘密主義の緒方くんが少しでも楽になるのを願うばかりだ。



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