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【注文住宅】我が家の後悔ポイント

①エコキュートの水圧が弱い
②玄関が狭い
③シューズインクローゼットが狭い
④階段が狭い
⑤土間に断熱材を施工すべきだった
⑥ウォークインクローゼット作ればよかった
⑦トリプルガラスにすればよかった

①エコキュートの水圧が弱い
マイホームの初日、お風呂に入るために期待に胸を膨らませていたのですが、思いもよらない水圧の弱さに驚きと絶望を感じました。新しいお風呂で広々としたバスタイムを楽しむはずが、途方もない幻想と化し、私の喜びは一瞬で打ち砕かれました。目眩がし、息苦しさが胸を押し潰し、何とも形容しがたい苦痛が私を包み込みました。かつての賃貸マンションでの快適な水圧の記憶が、より強烈な絶望を生み出す原因となりました。私は誤って手を離すとシャワーヘッドが暴れて飛んでいくような水圧が好みなのです。

それから、低水圧用のシャワーヘッドを探す日々が始まりました。いろいろ試してみましたが、増圧と言うよりはむしろ水勢が弱くなるような効果のない商品ばかりで、再び絶望感に包まれました。そんな試行錯誤を繰り返し、ようやく見つけたのがこれです。いろいろ試しましたが、これが一番まともなものでした。それでもまだ十分な水圧とは言えませんが、少なくとも耐えられるレベルには達しています。見た目も特別なデザインではなく、ウルトラファインバブルや塩素除去などの機能もありませんが、このシャワーヘッド以外では水圧が弱すぎるため、残念ながら他に選択肢がありません。

このように水圧に悩まされることになった原因は2つあります。1つ目は、パワフル高圧タイプのエコキュートにしなかったこと。2つ目は2階浴室であることです。2階浴室自体は間取り上の理由により満足しているので、つまり、本来ならパワフル高圧タイプのエコキュートを選ぶべきだったということです。
正直、エコキュートの水圧でこんなにも悩むことになるとは全く予想していませんでしたし、パワフル高圧タイプというグレードの存在すら知りませんでした。工務店は私たちにパワフル高圧タイプのエコキュートについて何も教えず、水圧の問題を抱えることになったのは工務店の責任も大きいと感じています。適切な情報を提供してくれていれば、後悔や絶望を抱えずに済んだはずです。工務店は真摯に対応すべきでした。

②玄関が狭い
③シューズインクローゼットが狭い

医療ケアを必要とする子供を育てる上で、私たちが後悔しているのは、玄関周りに車椅子を置くスペースを設けなかったことです。現時点では、娘の使っている車椅子は比較的幅が狭いので、なんとか玄関に収まっています。しかし、将来的に娘の車椅子が大きくなると、玄関の通行が非常に困難になるでしょう。ただし、普段は福祉車両タイプのマイカーに車椅子を収納しているため、玄関に車椅子を置くことはあまりありません。その意味では、大きな問題ではないかもしれません。

玄関に車椅子を置いたら、人が通るのもやっとのスペースしかありません


シューズインクローゼットに退避させようにも奥行も幅も足りません

④階段が狭い
我が家の階段は尺モジュール設計で、階段幅は78cmです。最初はこの幅で充分だろうと甘く考えていましたが、将来的に娘の介護のために階段昇降機を設置することを考えると、昇降機のレールを考慮したスペースも必要ですし、階段をもう少し広くしておけば良かったと後悔しています。
工務店には、娘の介護のために将来的には階段昇降機を設置することを事前に伝えていましたが、その際にこの階段幅でも問題ないと言われました。しかし、今となってはバリアフリー住宅についてほとんど知識がないまま適当な回答をしていたのではないかという疑念が残ります。
我が家は階段に関して後悔が残る選択をしてしまったので、階段昇降機の設置を考える方々については、階段の選択は慎重に行うことを強くお勧めします。階段の設計を確定させる前に、階段昇降機のメーカーに相談することもおすすめです。

⑤土間に断熱材を施工すべきだった
土間断熱については、先日公開した断熱性能に関する記事の中で詳しく書きましたので、ここでは割愛します。

⑥ウォークインクローゼット作ればよかった
これは、私の妻に後悔ポイントを尋ねると真っ先に挙がる内容です。私たちの寝室は10畳もある広々とした空間であり、そのスペースを削ってでもウォークインクローゼットを作っていれば、今とは違った未来が待っていたのかもしれません。私自身は、ウォークインクローゼットが無いことへ直接的な不満を感じてはいませんが、妻が後悔していることを知るたびに、心の底からの悲しみが湧き上がります。
ウォークインクローゼットは、妻が自分の洋服や小物を整理し、美しく飾るための特別な場所です。それは妻の夢を叶える場所であり、ただの収納スペースではありません。もしウォークインクローゼットがあったなら妻の願いを叶えることができたのに、と後悔しています。

⑦トリプルガラスにすればよかった
トリプルガラスについては先日公開した窓に関する記事の中で詳しく書きましたので、
この場では割愛します。

私たちはマイホームについて総合的には大満足していますが、いくつか後悔の残る点もありました。読者の皆様には後悔を最小限に抑えていただきたいので、この記事を作成しました。ぜひ参考にしていただければと思います。

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