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個性きわだつB型キャラの謎に迫る!ディートフリート大佐&久堂芙由の魅力とは?

(12/21 大谷選手の移籍報道に絡め、最終章を追記♪)
B型のことを知りたい人必見! O型キャラ=久堂清霞、A型キャラ=アスラン・ザラの解説記事を書いたので、ここらでB型キャラについても書いておこうと思います。
どうしても我が国においては、数の上ではA型が多数派になってしまうので、B型やAB型など少数派は肩身が狭くなりがちです。だからこそより一層理解を深めなくてはならないと思っております。(^^)



★『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のディートフリート大佐

原作者は大佐推し?!パラレル設定のIfの存在

きっかけは金曜ロードショーで、以前放映されたテレビシリーズを再構成した『特別編集版/ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を視聴したことでした。
 
元々ガンダムの強化人間など洗脳美少女系に惹かれる傾向のある人間としては、非常に興味深い話で、ずっと慕い続けてきたギルベルト少佐の死を受け入れられず、慟哭するヒロイン・ヴァイオレットの心情にすっかり心打たれてしまったのです。
 
当初は何の情報も知らなかったので、まずは原作本でも読もうと思い、小説本を全巻購入。ネットでネタバレも拾い、なぜヒロインがあんなにも強いのか、根本的な設定がなんとなく理解できました。
 
そして小説を全部読み終わったところで、特に印象に残ったのが、ヒロインがギルベルト少佐の兄ディートフリート大佐と画廊で偶然出会い、たまたま強盗と遭遇し、これを二人で協力して撃退するお話でした。
これを読み、どうも原作者さまは大佐推しなのではないかと思い始めた矢先、映画館で配布された外伝の小冊子『ヴァイオレット・エヴァーガーデンIf』の存在を知りました。
 
それがなんと、原作のまさかのパラレル設定で、大佐がヒロインを弟の少佐に預けずに自分の手元で育てた話だというじゃありませんか。
その後、他の外伝と書下ろしを集めて1冊の本として発行されたのですけど、その中の大佐の物語の続編『ディートフリート・ブーゲンビリアIf』これが決定打となり、すっかり大佐の方にハマってしまいました。
 

少佐(弟)はA型、大佐(兄)はB型と推定

長年血液型研究している人間として、勝手に判断した限りでは弟のギルベルト少佐はA型。それもアスランと同じ蠍座のA型タイプに近いイメージで、一方で兄であるディートフリート大佐は、星座は微妙だけど、とにかくB型キャラで間違いない感じなのです。(^^)
 
代々陸軍の軍人を輩出してきた名門の家柄に生まれ育ちながら、厳格な父親に反発して家出し、あえて陸軍ではなく海軍に入ってそのまま出世を重ね、自力で大佐まで昇りつめた経歴の持ち主という設定からして、並々ならぬ反骨の人っぽいし。(笑)
この絶対的に素直じゃない、アマノジャクの権化みたいな気質こそ、B型の特徴なのです。
 
大陸の東の果ての無人島近くで、乗っていた海軍の船が難破し、偶然先に島に漂着していたヴァイオレットと出会い、自分を救助にきた船に共に乗せて母国に連れ帰ってきたのは、他ならぬ大佐でした。
彼女を連れ帰りはしたものの、扱いに困り果て、弟の少佐に押し付けてしまいます。
ここで問題となるのは、なぜ赤の他人ではなく、わざわざ身内に、しかも家族の中で唯一交流のあった最愛の弟に預けたのか‥なんですよね。
 

身内よりむしろ他人に親切なB型

これね、ぶっちゃけた話、押し付けられる身内の側としては大迷惑なんですよ。無論、このお話の少佐は真面目でとてもできた人物で、初めて会った瞬間から、言葉もわからない獣同然の名もなき少女に誠心誠意とってもよくしてくれるんですけどね。
 
ただ、実際にB型の身内を持つ人間としては、なんて身勝手ではた迷惑なことをしてくれるんだって感じです。要するに何が言いたいかっていうと、B型って身内に優しくないんですよ。身内よりむしろ他人に親切なんですね。
 
まずここを理解しないとB型の人間性というのは、見えてこないのです。
普通であれば、他人より身内に良くするところ、B型は逆なんです。
なぜそうなるのかというと、お人好し度合が半端ないのです。見返りを期待せず、与えっぱなしで人に親切にできるタイプだからなのです。
 
例えば、O型の場合などは基本ギブアンドテイクで、無意識に相手に見返りを期待するので、どうしても身内・仲間内最優先になってしまいます。ところが、B型の場合は重度の照れアマノジャク気質もあってか、身内よりむしろ、赤の他人、見知らぬ人間により親切だったりするのです。
(これは、普通の人間レベルにおいては異端に見えるかもしれませんけど、ドローンのような俯瞰的、全人類的視野で見れば、より神仏に近いレベルでとても尊い行いなのです♪)
 
ディートフリート大佐も最愛の弟より、見ず知らずの少女への情けを優先した結果がああいう形になっているのですよね。もちろん、ヴァイオレット本人もそのことをよく理解していて、Ifの中では元より、本編においても大佐本人からどんな酷い言葉を投げつけられようとも、元主人であり、恩人として一貫して彼には尊重した態度をとり続けています。
 

★『わたしの幸せな結婚』の清霞の母・久堂芙由

 アニメ版ではおそらく第2期に出てくるでしょう。ビジュアル的にどんな感じになるのか、また声優さん・キャストがどなたになるのか今から楽しみでもあります♪

素直じゃない、ひねくれ具合が筋金入り!

原作の小説では、第3巻に登場します。夫の正清が虚弱体質の為、息子の清霞に早々に家督を譲り隠居した後、夫と共に地方の別邸に住んでいて、そこへ清霞が婚約者であるヒロイン・美世を連れて訪れるのです。
この人がどうみてもB型っぽい人なんですよね。当初、美世さんに対する罵詈雑言ばりぞうげんがあまりにもひどすぎて、もうビックリしたんですけど。(;^_^AA
上流階級のご婦人とは思えない程の悪口の数々で、それに対する息子の清霞の態度もまた過激そのもの。母のあまりの暴言に我慢できずに、その場に異能の雷をドーンと落とす有り様。(>ω<)
 
元々この親子は仲が悪く、清霞の女嫌いの原因の一つは明らかに母親のせいなのです。清霞の母・芙由は女性だし、大佐のように反骨精神がある訳じゃないけど、とにかく素直じゃない点だけは同じなんですよね。
 
芙由としては、久堂家当主たる息子にふさわしい女性を嫁に迎えてほしくて、彼が学生の頃からさんざん選りすぐりの相手を送り込んできたのに、自分が選んだ女性達には見向きもせずに、家格も経歴も一見して何の魅力もなさげな人間・美世を婚約者として連れてくるものだから、完全にB型的にひが拗ねていたという感じでしょうか。 ( ̄_ ̄|||) 
(Ifの中でのディートフリート大佐も一時期、勝手に不貞腐ふてくされては少女を弟の元へ連れてゆき、置き去りにしようとするのですけど、本人に断固拒絶された挙句泣き出され、ようやく自己承認問題が解決に至る話があります‥苦笑)

気分屋で感情音痴?!センチメンタルで寂しがり屋

B型に割と多いのがマイペースで気分屋‥特に女性に多いのがセンチメンタルで寂しがり屋なタイプ。清霞の母親・芙由もたぶんそうじゃないかという印象です。
清霞の父・正清は虚弱体質でしたが、数多くの異能の家の中でも筆頭たる久堂家の当主として、他家になめられぬようかなり精力的に異能討伐の役目をこなしていました。そのせいで、家を留守にすることが多く、妻である芙由は、夫のいない寂しさから浪費に走る日々だったようです。
 
とにかく、夫である正清しか眼中にない、母としての母性より女としての情愛が勝っているようなタイプ。二人の子供である姉の葉月も弟の清霞もあまり母親には可愛がられていなかったようで、芙由にはまったく懐いておらず、おそらく二人の面倒を見ていたのは、使用人のゆり江で間違いないでしょう。
清霞も葉月も、実の両親よりゆり江から多くを学び、そのお陰でどうにか真っ当に育ったみたいです。(^^;
 
清霞に至っては、子供の頃から派手好きで浪費家で癇癪持ちの母親をかなり毛嫌いしています。そのせいで女性への苦手意識が募り、長年多くの御令嬢との縁談を無下にしては、世間で冷酷無慈悲とすっかり噂される程になっていました。
 

初めは美世を誤解していたが、B型的柔軟さで態度が軟化

父である正清の方は、ようやく婚約に至った息子の変化にいち早く気づき、それをもたらしてくれた美世に対して、当初から好意的に接してくれます。しかし、芙由は美世のことを息子の同情心につけこみ、久堂家の財産目当てに入り込もうとする悪女だと見なし、徹底的に酷い言葉を投げつけ排除しようとするのです。
 
普通に何不自由ない環境で育った一般的な御令嬢であれば、あっさり芙由の激しい拒絶に降参し、逃げ出していたかもしれません。でも、実家でもっと悲惨な境遇だった美世の場合は違っていました。
長年自分をしいたげていた継母・香乃子と芙由との人間性の違いを見抜き、芙由の一見ひどい仕打ちにもなんとか耐え続けてみせます。
 
やがて、屋敷へ鬼に襲われた近隣の村人が助けを求めてやってきたことから事態は一変。美世は清霞の助けとなるべく、慣れない異能を使ってでも瀕死の村人を助けようとし、結果的に芙由の頑なな心をようやく動かすことになりました。
 
このエピソードからわかるのは、芙由は頑固そうに見えて、意外と柔軟な部分も持ち合わせているキャラであるということ。その後、昔自分の愛用していたレースのリボンを渡し、初めての洋服姿で清霞の前に出ていくのをためらっていた美世の背中を押すことまでしてくれるのです。 
 
さらに、6巻で清霞が逮捕され、その救出の為の助力を請うために、美世は人知れず帝都内の老舗旅館に身を寄せていた正清と芙由に会いに行きます。その時、己れの恋心を清霞に告げるかどうかで悩んでいた美世の背中を、再び押すような言葉を言い放ったのも芙由でした。
 
なにぶん重度の照れ症のせいで、物凄くへそ曲がりで誤解を招くようなキャラではありますが、その実いかにもB型らしい柔軟さと憎めないところもある人物なのです。(o^.^o)
 
特に面白いのは、実子である葉月や清霞よりも他人であり嫁の立場となる美世の方が、余程芙由のことを好意的に見れているということ。いち早く清霞との共通点=“不器用な言動のせいで人から誤解されやすい”といったところを見抜き、その奥にあるものをちゃんと見ようとするのです。

<追記>

B型は、自分の“好き”に対する情熱と行動が半端ない‼

先日、大谷翔平選手の超高額移籍ニュースが報じられ、世間を賑わしていましたね。それで改めて思い出したのが表題の件。
何より、自由と行動(フットワークの軽さ)と変化がB型の強みと言えるので、元々海外へと行動範疇を広げていきやすいキャラなんです。
さらに、O型のような打算もA型のような遠慮や世間体云々などとも縁遠いB型の場合、自分の大好きなものへの打ち込み方、没頭具合が他の血液型よりも物凄いことになりやすく‥。
 
それを最も証明しているのがスポーツの世界なのです。(特にフュギュアスケート界では、アマチュア時代からプロ転向後も、浅田真央選手や羽生結弦選手などB型選手の活躍と人気が目立ちます♪)
 
繰り返しになりますが、芙由の場合も夫への愛の比重が半端なさすぎて、結果的に子供への愛情・目配りがおろそかになってしまったのだと思われます。その結果、子供達には嫌われまくり。
ただ、本人的には愛する夫との間に生まれた子供だし、清霞達への愛情がない訳じゃないんですよね。照れ症もあって、周囲にわかりづらくさせているだけなんです。
 
同じような境遇の親子に『グィン・サーガ』に登場する超絶美形のアルド・ナリス王子とラーナ大公妃がいますが、政略婚で子をもうけたものの、夫を愛すこともなく、我が子にも愛情を注げなかったケースで、やはりこちらの方は清霞さんと比べると、いろいろと残念なことになっていると思います。

あとそれから、先日コミックス3巻の特装版のSSを読みまして。
清霞がクロスワードパズルにハマった美世の為に、久堂家本邸の自分の部屋へ百科事典を取りに行く過程において、長年の母親へのわだかまりも書いてあったんですよね。

あれを読んだら、やっぱり子供時代の清霞にとって、母親の愛情表現は大して伝わってなかったのだなと改めて思いました。
小さな子供にとっては、高価な家具や調度品などより、親子で共に過ごす時間ぬくもりがよほど大事だと思うし。特にO型はストレートな愛情表現を好む方なので、放任主義の多いB型だとどうしても物足りなさを感じるのでは?と思ってしまいました。


◆ B型について、もっと知りたい方はこちらの記事も参考して下さい♪

 
ところで、最近『葬送のフリーレン』を観ているのですけど、私たち人間は千年もの寿命を持つエルフとは違います。占星術や血液型人間学のような先人の智慧をもっと有効活用し、少しでも効率的に生きてゆくことを考えねば、あっという間に寿命が来てしまいます。
ちなみに、インドにおいては、国立の占星術の学校があるそうです。国を挙げて、占星術を有効活用しているのです。日本でもできればそうなってほしいものです。


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