ヲタクに恋は難しい【あとがき】


ヲタクに恋は難しい
舞台【ヲタ恋】応援ありがとうございました🥰無事に終わってホッとしています☺️
約1ヶ月前くらいから稽古が始まって、
今回はとっても沢山お稽古したなと、
そんな印象があります☺️

今回、稽古初日、顔合わせの時に、
プロデューサーの片岡さんから、
【演劇というのは、稽古場の雰囲気だったり、役者たちの親密度だったりが、割とそのまま本番で出て、お客様に伝わります。稽古場では情熱と誠意を持って、お客様に最高のものを届けるために、取り組むための場所にして下さい】

というような事を言われました。
(もっと柔らかく面白ろ可笑しく話されていましたが、要約するとです)w

その稽古初日のプロデューサーの挨拶が
そのまま千秋楽までブレずに繋がったなと、少し手前味噌ではありますが、
僕はそう思いました。

みんなが原作をリスペクトしていて、
原作の先生が描かれたシーンの意図を理解して、どう表現すれば舞台で、お客様に届くのか、喜んでもらえるのか、原作ファンも、舞台ファンも、キャストのファンも、みんなが喜んでくれるにはどうしたらいいのか、そんな事を日々試行錯誤するような、そんな稽古場だったと思います。

僕は漫画は読みましたが、
アニメは本番始まるギリギリまで
見なくて、台本と向き合おうと思って
取り組みました。
僕の勝手な価値観なんですが、
アニメって声優さんの声の印象が強くなりすぎて、
アニメとして、声優さんが正解を出してるので、ついつい真似をしてしまいがちになるんですよね。
それが悪いわけでも、むしろ正解なのかもしれないんですけど、
どうしても、舞台だとアニメと同じ間でやる事は不可能だし、カット割とかもないので、逆にアニメの正解のイメージが邪魔をしてしまって、できなくなることが僕はあるんです。
特に今回コメディーという事で、
コメディーとは間(ま)が命ですから!
それは何年も前、佐野さん脚本演出の舞台に主演させてもらった時にも、
山ほど稽古をつけていただき、
鍛えられた経験則でもあります。

もちろん逆にマネから入る人もいるし、
人それぞれなんですけど、
正解は無限ですから。
そんな風に、みんなで試行錯誤して
意見を出し合って、原作を大切にしながら、めっちゃ稽古したって言う、
話です!笑

舞台ってやっぱり難しいんですよねw
漫画で読むと普通に面白いのに、
何で立って人間が喋ると、
あれ?ちょっと違うな?
このニュアンス表現するの難しいな!
みたいな事の連続で。今回特に、淡々と物語が進んでいくので、飽きさせないように工夫したり、
ギャグ入れてみたり。
舞台はコマ割りもできないし、
全方位、自由に見られるし、
緊張して台詞噛みそうになる時もあるし!w
漫画やアニメは噛んだりしないですからね!w

ただ唯一、勝っているのは、
圧倒的なライブ感、生感、それだけですね!

生きているナマモノ、それが舞台。
少しでも劣化すれば、すぐ腐敗する
それが舞台です。

そんな事をこの作品から改めて感じ、
学んだように思います。

みんなとても仲良くなって
とっても楽しかったです☺️

続編、まだですか?笑

舞台ヲタクに恋は難しい舞台化も非常に難しかったですが、樺倉太郎という素敵な役を
演じさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです
ありがとうございました🥰

また皆様にお会いできます日を
楽しみにしております☺️














好き嫌い、賛否両論ありましたが
僕はこの魔人がとても好きでした☺️笑
ありがとうございました🥰完
来月もシアターサンモールだね😳頑張ります☺️

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