「魚――これがホウボウだ。」

末広恭雄『魚の博物事典』（講談社学術文庫、1989）、ホウボウの474～476ページ
「胸から細い指のような“足”が六本、ピアノでも弾くように砂の上をまさぐると、のそりのそり這い回る。」
アイスクリーム言う。そのアイスクリームが、言っている（喋るテーブル）
「その繊細な動きに見とれていると、さっと胸鰭〔ルビ　むなびれ〕を広げて、水の中を滑るように泳ぐ。」
かじって歩くだろう、そこで窓が見ている（透明なものは、見るものだ・それが見ている）そこに狸（あらいぐま？）
「光る点や縁取りの青が美しい鰭だ。」
テニス（爬虫類――トカゲ。映画に動物がウニ）
「海底を歩くだけではない。音を出すこともできる器用な魚――これがホウボウだ。」
科学は、宇宙である（アメーバと廊下を、ハトになって見たい象。豆腐、）
「浅い海の岩の上を這ったり、その付近を泳いだりして生活している。」
糸
「胸鰭の前の二、三本が分離して、カニの足のような具合になり、歩脚と呼ばれている。」
タオル。
「これらの魚はこの足のような鰭を使って岩の上を這うのである。」
建物が、考えているだろう。昆虫は体操をするのだと、まるいボールは思っているゴム（ゴム思っている）
「つまりこれで岩とか砂をグイと後方に押して、前進する。」
公園が笑っている。鳥がキラキラと枝にいると思うだろう、その公園（広い場所だ）が、ウツボ（魚）のようにフクロウ笑う
「歩脚は左右交互に動かされるというから、われわれの歩行と比較して興味がある。」
アンモナイトと、音楽が、始祖鳥だろうイカだ（パンを食べていた）
「歩脚は海底を這い回るだけではなく、砂の中の餌を探り出す触手の役目と、味見をする味蕾もある。」
バケツが、窓から入ってくるペンキ（塗るもの）であるとクラリネット（楽器、楽器）が思っている靴。歯
「魚のうちには鰭に付属している棘〔ルビ　とげ〕を動かして音を発するものや、」
山
「あるいは鰾〔ルビ　うきぶくろ〕を収縮させて発音するものなどがあるが、」
銀色は、うれしいのだと、物置が（それは場所だ）板で組み立てられて（いくつかの板だ・木材が金属であること）エビのように思って、言っている。思ったことを言う
「ホウボウはこの最後に述べた方法、つまり鰾を収縮させてググー、」
鴨
「書物によるとホウボウの出す音は、ちょうどゴム風船を膨らませて、」
いくつか怪獣映画よろこんで喜んで見ているだろう、そして花が、いいものだろうサボテン。遠い野球
「その表面を親指と人さし指でこすった時に発する音のようだ、と書かれているが、全くその通りである。」
ケーキいいケーキ
「ホウボウが今いったググー、」
庭に恐竜。
「その音はたしか短くて鋭く、かつ相当の間隔をおいてきこえたように思う。」
ヤモリと、いくつかの種類のカササギを、テレビに出てきた蟬が、見ます（でしょう）灰色の建物うれしい