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助かる

週刊朝日百科「世界の文学」の1冊、『シュルレアリスム宣言』(朝日新聞社、2000)は、ダダ、シュルレアリスムについてのガイドブックになっている。エルンストの絵「友人たちの集うところ」が、見開きの2つのページに、大きく印刷されている(ページの数は少ないが、大きな判型である)。描かれている人たちが誰であるか、この本でカタカナの名前も加えられて、知ることができる(絵の説明を巖谷國士が書いている)。描かれている人たちの1人1人の近くにエルンストが数字を書いて、そして絵の左下と右下に「4 Max Ernst」「13 André Breton」のように数字と名前が書いてある紙が描かれていたのだが、他のところで、この絵が小さく印刷されていると、数字も名前も読めないことがあった。大きく印刷されていて助かった

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