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かもめ ぎやうぎやうし つばめ

西原大輔 編著『一冊で読む日本の近代詩500』(笠間書院、2023)は、392ページの本で、2段組の、多くの詩人たちの詩が361ページまで。1つ1つの詩のあとに編者の短い「メモ」。丸山薫は248~254ページ。詩「河口〔ルビ かこう〕」の「メモ」に「船に近づき挨拶する鷗や魚は、丸山薫の海への憧れを示す。」かもめや、さかなが、あこがれだ――それから、詩「病〔ルビ や〕める庭園〔ルビ には〕」の「メモ」に「「ぎやうぎやうし」は鳥のヨシキリ。」鳥――それから、詩「北〔ルビ きた〕の春〔ルビ はる〕」(最後の1行が「――先生 燕〔ルビ つばめ〕がきました」)の「メモ」に「著者西原はモデルの「女の子」にお話をうかがったことがある。」(そして三好達治の詩「浅春偶語〔ルビ せんしゆんぐうご〕」267~268ページ。詩の前に「丸山薫君はわが二十余年来の詩友なり」など)

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