うれしい喜びのアメーバ

イアン・ターピン(新関公子訳)『エルンスト』(西村書店、〈アート・ライブラリー〉、1994)の鳥。【 】ルビ、数字はページ
「鳥の頭をみる視点と,その後ろの塀をみる視点が違っていることは,これまた判読不能の空間をつくりだしている建築の変なパースペクティヴの効果を一層高めている。」10
石であると思ったら、豆腐であるコンニャクのようなものだ(醤油よ、と、醤油に向かって言う)
「《10万羽の鳩》(図版16)のなかで,厚塗りの地肌のなかからこすりだされたたくさんの鳥の頭は,巨大な一団の鳥の群れを思わせる。」12
科学で、魚のようなものだ。その昆布と、この昆布と、メダカ
「それは,エルンストが鳥と自分を同一視したがる傾向をもっており,その傾向が,構想の際に影響を及ぼすからかもしれない。」15
チョコレート乾燥しているチョコレート乾燥しているハト。そのタラ
「《雪の花》に登場するかごのなかに閉じ込められた鳥は,」15
ウニ
「この鳥への特別な関心は,1920年代半ば頃には非常に強いものになり,ついには“鳥類の王者,ロプロプ”という特別な生物を伴う1つの“強迫観念【オプセッション】”となって現れた。」15
野球をどうしても、やらなければならないんですリュウグウノツカイ
「鳥たちはしばしば,森のなかにせよ,かごのなかにせよ,わなにかかって捕らえられた状態にある。ところが,1927年になると絵のなかにロプロプが勝ち誇って現れてくる。」15
イグアナが、水族館にある棒ではないのだろうタツノオトシゴの写真だ。隠れていた、いくつかの種類種類
「《鳥たちのための記念碑》(図版20)は,」15
シーラカンスは、版画だ。
「そこでは,鳥のようなものが,」17
あの踊っている水族館知ってる
「《頭【ヘツド】=鳥【バード】》(挿図15)のような作品は,」24
恐竜を作るだろう
「鳥の足にマークをつけるための装置だと見分けられる。」48
ドジョウが、帰ってくるサケである魚であるとすれば犬
「木目模様が次々に目や鼻や鳥の頭や“脅かし屋の小夜鳴鳥【ナイチンゲール】”やきりもみする尖端などにかわるのだった。」58(エルンストの言葉)
スシを見て、そして、板を見ている。版画は、いい木とキノコだ
「鳥たちの体は,個体性が暗示されているにもかかわらず,分離はもはや不可能と思われるやり方で,一体にとけ合わされている。」62

「鳥たちの体は分割され,相互に浸透され,ひっくり返され,切開されている。」62
トカゲいたちイルカ。写真で見るナマズ、これを見れば宇宙のシーラカンスはウナギだ
「《10万羽の鳩》に比べると,この絵は技術的に非常に違っている。」64
ワニが違う。イモリだ
「そしてブルトンは,後にエルンストの「ロプロプ」〔訳注:エルンストが名づけた鳥類の王の名で,彼は自分とロプロプを同一視している〕の登場する作品について書いたとき,」70
カマキリが腕を持ち上げる体操のピアノ(映画の話であるトンボ、バッタの映画、いろいろある)テレビで見る人間と虹
「なぜなら,鳥の象徴図像【エンブレム】は組みたてられ,寄せ集められてはいるけれども,各部分の異質性はほとんど感じられず,むしろがっちりとした形の統合が存在するからである。」70
ふるえるお菓子は、透明なアイスクリームでは、ないだろう。もっと筋肉みたいなものだ
「鳥たちは,疑いもなくエルンストが個人的に好む図像の1つであるが,またシュルレアリスムのなかで,最もよくつかわれた視覚的主題の1つでもあった。」70
俳句は布だ。
「鳥と魚に関するシュルレアリストのこだわりは,これらの動物の行動が,2次元平面に閉じ込めることのできないような,はなはだしい自由さをもっていることに,ある程度は負っているかもしれない。」70
スプーンがムササビ
「卵形のなかに居ながらそのくちばしに卵を支えている鳥たちをみると,鶏が先か卵が先かのジレンマを思いださないわけにはいかない。」72
最初ムカシトカゲ
「卵形のなかの鳥たちは,非常に明瞭に線で描かれている。しかし,その線はときにオーヴァーラップしていて,」72
ゴムを食べる油であると思っていた。緑色の壁のようなものだよ
「1羽の鳥がどこで終わり,もう1羽がどこから始まるのか,」72
4月と10月に、テレビで新しい番組がはじまること多いだろう。昼にも
「あるいは鳥とは違う別の要素がそこに加わっているのか,」72
アメーバ溶ける。そのことを知らないだろうボール(バレーボールのようなボール)ボール
「それは《光景の内側,卵》(図版21)の鳥たちと同じように,小さな四角い鳥かごに捕らわれた鳥である。」74
机(デスク)の上――工業だよ――の顕微鏡で、いろいろナマコを見るだろう。古い生物学の本の印刷と、ツバメ
「《大きな森》のなかの鳥は,隠されているようでもあり,わなにかかっているようでもある。」80
(魚)サザナミヤッコ
「鳥のようにみえる。」84
動物・パンダ
「鳥と身体の結合である。」84
ケーキまるいケーキ
「エルンストがでっちあげたもう1人の自己である鳥の“ロプロプ”が現れるのも,これら30年代はじめのコラージュにおいてである。」88
うどん
「すでにみてきたように,鳥はエルンスト個人のみならず,シュルレアリスム全体のためにたてられた専用の象徴図像【エンブレム】であるといえるかもしれない。」88
ミツクリザメ(ですよ、と言う。金属を食べる楽器が、おせんべいを持って歩いているような気分だ)誰かテニス
「鳥のよそおいをすることは結婚の前奏曲【プレリュード】であるという。」98
パサパサ乾いたお菓子。アンモナイトもイソギンチャクだった(かもしれない)
「鳥,鳥頭人間,その他何とも決定しがたい生物は,この場面のあちらこちらにたったり,ぶらさがったりしながら石化している。」102
ウミウシになったつもり
「かごの鳥,などを再録しており,それらはみな厳格に,無地あるいは模様のあるパネルによって区切られ,製図用具によって引きたてられている。」104

「これは鳥の記念碑【モニュメント】をテーマにした作品(図版16,17,20)に似ていると比べられるかもしれないが,」116
爬虫類の背中を、いくつかの小鳥のようなもの歩く歩くフジツボになるだろう予想。そこにある墨
「そして,ロマン主義的図像【図像にルビ イコン】(たとえば,星,森,廃墟,鳥,怪物など)に常に興味を寄せていたと考えてもよいだろう。」122
きのこ
「鳥と人間の象形文字的表現もある。」124
いつでもレプトセファルスになりたい。コオロギと、うれしい喜びのアメーバ

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