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(こまかい)

『全詩集大成 現代日本詩人全集』第11巻(創元社、1953)は「三好達治 丸山薰 田中冬二 立原道造 伊東静雄 津村信夫」。3段組。最初に三好達治の(写真があって、そして)詩が、たくさんあって、次に、丸山薰の写真があって、この人の詩は143~241ページ、このときまでに書かれた詩を、かなり多く読むことができる。詩の1つ「曲馬團一景」152ページ、「馬が駈け込むと 替つて象があらはれる」そして「(象の曲藝はこまかい)」絵を(こまかく)描くのか、あるいはボールを操る(こまかい)スポーツのようなものなのか、書いていなくて「なにが始まるのだらう?」そして「喇叭の音」(この全集は、高校の図書室に並んでいたはずなのだが、そのときには、ほとんど見ていなかった30年前。装幀は恩地孝四郎)

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