それからファンタスティック

週刊美術館『デューラー ファン・エイク』(小学館、2000)の「デューラー動物園」(10・11ページ)から。〔 〕ルビ
「旅先でのスケッチなどが蓄積して、さながら素描による動物園ができあがる。」
ふくろうが、スプーンと鳥を、見るだろう透明な飴(キャンディー)のようなものだ。テニス?
「デューラーはここで山猫や狒々〔ひひ〕や獅子〔しし〕などを素描した。」
金魚を見て、テレビが話している、テレビと。いくつかのテレビ
「動植物の習作は、作品のための資料として折に触れて制作されていた。」
ケーキを、作るだろう魚。そのピラニアとアイスクリーム(電気ナマズを出す)
「しかし珍しい動物を描いた版画はそれ自体人気商品だった。」
棚があって、スライドさせて開ける扉(ガラスと、木の板、少し金属・金属)、なつかしいコアラ
「有名な『サイ』は、」
犬(も歩けば棒)それからファンタスティック
「しかしデューラー自身はこのサイを見たわけではなく、」
サボテンがあれば、マリモもあるような現象だ。イグアナが、くだものを食べる象
「それにしては真に迫った描写だが、よく見ると細部は本物のサイとは異なっている。」
ワニではないネッシーが、画面に少し見えたイカとマンボウではないだろうザラザラ。いくつかシャチ映画
「巨大な鯨が打ち上げられたという噂が届いた。好奇心旺盛なデューラーは、」
科学の雑誌であると思って宇宙人が見ていたら、銀色の行ったり来たり体操。ペンキおそろしい
「残念ながら鯨はすでに波にさらわれてしまっていたが、かわりにセイウチを描いている。」
ウサギの絵も、野ウサギ。木とタケノコ

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