「『梁塵秘抄』中の難解歌謡の一つ。歌意がとりにくい。」

新間進一、外村南都子(校注・訳)「梁塵秘抄」(『神楽歌 催馬楽 梁塵秘抄 閑吟集』小学館、〈新編 日本古典文学全集〉、2000)の403(294ページ)〔 〕ルビ
「テレビでワニ(斜めであるから、青いテレビはネッシーであるとテレビが思うのだ思うのだ)ケーキが透明に見るアイスクリームが紫色であると思う四角い」
ささらか牛〔うし〕は憎きもの
「ハゼが、カエルのような図鑑であるウニ・ウニ・楽器・ウニ・ウニ呼んでいる山。板に向かってタオル・布が喋るトンボのような昆虫だよ」
雉子犬巫〔きじいぬかうなぎ〕をひわかはねこそのもの願ひ
「オルガンが、オーロラに、なります。それは、どのようであるのかキツツキ。」
うゑさゑんたる
「ゴジラみみずく、うみうしラッコあざらし・ペンギンペンギンの是」
ともすればもの咎〔とが〕め
「タヌキ、公園で服が見ているヒトデ、ボールが、いくつかになる。くだもののようなセルロイド・豆腐イグアナ」
大しとか
「映画がはじまれば、別の生きものがコンニャクになって喋って思う。宇宙は来た麺」
御許〔おもと〕のもの問ひに走るうしろ手〔で〕や

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