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2024年2月の記事一覧

キンメフクロウであるのかもしれない

ほるぷ出版の「日本の詩」シリーズの1冊『大手拓次』(1975)は、『藍色の蟇』(1936)の詩を…

歌(1967年の『現代詩集』と、1973年の『現代詩集』)

筑摩書房の「現代日本文學大系」第93巻『現代詩集』(1973)は、筑摩書房の「現代文学大系」第…

収載・抄出

筑摩書房の「現代文学大系」第67巻『現代詩集』(1967)を、高校のときに読みはじめて、今でも…

「その笛のねのやうな はかない思ひでは消えることなく」(295ページ)

高校の図書室に、新潮社の「日本詩人全集」が、全部(全34巻なのだろう)だったのかどうか、本…

「そよぐ幻影」

財団法人 日本伝統文化振興財団(発売元)、ビクターエンタテインメント株式会社(販売元)の…

何かいいことないか

大手拓次を少しずつ読む。白凰社「青春の詩集」の1冊、神保光太郎編『大手拓次詩集』(1965。…

鳥(追加されたのだろうか)

彌生書房の「世界の詩」シリーズの40、藤原定・大江満雄編『山村暮鳥詩集』(1966。ここには1994年11版)。このシリーズは1990年代に新本の書店で(全部ではなかったかもしれないが)並んでいることもあった。そのとき、ここにある暮鳥詩集もそうであるように、箱に入っていた。鳥なのだろう、箱に描かれている。ところで古本で見つけた、同じシリーズの28、伊藤信吉編『大手拓次詩集』(1965。ここには1966年2版)は、箱に入っていない。あった箱が失われたかどうか知らないけれど、本に