【モデル実践報告】「気持ちの理解」
こんにちは。
ご無沙汰しております。クラリスです。
今年度のモデルの取り組みを開始しましたのでご報告です。
対象は小学校1年生で特別支援学級に在籍のお子さんです。
今回は「気持ちの理解」に焦点を置いて支援を進めていく予定です。
この日はアセスメントとして、ご本人がどのくらい気持ちを表す言葉(感情語)を知っているのかを見てみました。
イラストを見ながらどんな気持ちがするのかを答えてもらいました。
「うれしい」などすぐに答えられるものもありましたが、風邪をひいているイラストを見たときには「熱が出ている気持ち」、おもちゃを取られたイラストの時には「悪い気持ち」と答えていました。
そんな時には一緒に感情語を見ながら考えます。
いくつか選択肢があると、「怒るかな? 嫌かな?」と考えて答えていました。また、「楽しい」と「面白い」など微妙なニュアンスの違いもよく考え「◯◯だから、面白いだ!」と選んでいました。
言葉を知っていても、すぐには出てこない場合は、このようなヒントがあると考えやすいですね。
気持ちを言葉で表して話すということは、身体的・精神的健康に有益と言われており、感情コントロールのスキルの一つにもなっています。
ご本人にとって表現しやすい方法をいろいろ見つけていきたいと思います。
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